僕が好きなおすすめ映画(洋画) 25 選を紹介するやつ

僕が好きなおすすめ映画(洋画) 25 選を紹介するやつ
みるみ

なんで今までやっていなかったんだろうっていうくらい楽しい企画をやってなかったので今回いよいよやります!!
今まで見た映画(洋画)から僕が好きなものを 25 個 (+追記分) 紹介します!!

みるみ
みるみ

今回もいつも通り素数にしようと思ったんですが、どうせすぐ追記で増えていくのでキリがいい数字にしました…。

順位を付けるのは普通に無理だったのでランキングではないです。なので見出しには番号が付いていますが順番は関係ありません。ただし1番は決まっているのでそれの登場はお楽しみに~。

一応オールジャンルのつもりですが、読んでいただくと分かる通り系統はかなり寄ってます。にも関わらずアメコミやロボットものがなかったり怖い系が一切なかったりなどなど、だいぶ好みも顕著に出ちゃってます…(怖いのマジでダメ)

それと、シリーズものやナンバリングタイトルは基本まとめちゃってますが、一部こだわりがあるものは抜き出してたりもします。線引きはフィーリング!

ごゆっくりどうぞ。

おすすめ映画紹介の前に… 「Amazonプライムビデオ」の登録はお済み?

今回ご紹介する映画は (ほぼ)  全て、Amazonプライム会員に無料分で含まれている Amazonプライムビデオ というサービスで見ることができます。

実際は、映画によって完全無料で見れたり 199 円がかかったりと色んなパターンがある or 同じ映画でもタイミングによって無料になったり有料になったりしています。僕は全部タダだと思って全く気にせず見ている…(ただのアホ

「Netflix」や「Hulu」など他の動画配信サービスはそれだけで月額 1,000 円程度なのに比べて、Amazon プライム会員はビデオ無料配信も込みで月額 400 円です。

まあ入らない手はない。というか入らないほうが損まである。

30 日は無料で体験できるので、まずはさっさと登録してみよう。30 日以内なら映画もホントに全部無料で見られるのでこの記事のものも全部楽しめます(忙しくなるけどw)。
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よく勘違いされていますが、プライム会員ではなくても「ビデオのレンタル・購入」は可能です(ソース)。例えばこの記事でもレンタル扱いになっていて 199 円かかったりするものはありますが、それらはプライム会員にならなくても単品で視聴可能です。ぜひ。

映画おすすめ 25 選!

では今度こそ本当に始める。
25 選のあとに追記部分があります。

1.インセプション

inception

公開 2010年
主要キャスト レオナルド・ディカプリオ、トム・ハーディ、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、渡辺謙
監督 クリストファー・ノーラン

「1番は決まっているので登場はお楽しみに~」と言ったな、あれは嘘だ。
1番の映画は一番はじめに書くに決まっているだろう!!!!!

というわけで「インセプション」。

僕が人生で最も衝撃を受けた映画です。

なんだこの面白い映画は!?と絶句してしまって、すぐにノーラン映画の虜になった。たぶん全部見た。

映画とは脚本、キャスト、演技、撮影などの個々の要素によって複合的に成り立っているものだけど、この映画はその次元を越えていると思う。なんというか、それぞれの要素が独立しているのではなくて複雑に絡み合って昇華されているような、そんな印象を受ける。これ1つで総合芸術作品かのようだ。

ストーリーは「夢」を主題にしていて、主人公はその夢の中に入り込んで人の内側を変えることができるプロ。

10年以上の歳月をかけたというその脚本は見事としか言えないデキで、夢というふわふわしたものを現代の最新映像技術とクッソ斬新なアイデアで描ききるノーラン、やばすぎる…。「なんでそんなこと思いつくの?」っていうのの連続です。いやあ、本当すごい映画。

役者も見事。

それまでただのイケメンでしかないと思っていたレオさんも完全に好きになり「シャッター・アイランド」のような名作にも出会えました。トム・ハーディも好きになったし、ジョセフ・ゴードン=レヴィットもかっこかわいくて好き、あとはナベケン、君もなかなか良いパフォーマンスをするじゃないか…。

最後の最後、ラストカットが一番好きな映画もこのインセプションで、初めて見終わったあとリアルに「うおおうぉおsml;あ%&ああ#ぁlーー!!!」みたいな声が出た。長い映画だけど、見終わるとすぐにまた見始めたくなる。「映画は最初から集中して見るべき」ということを覚えたのもこの映画からでした。

それにしてもこの映画の予告編PVはつまんなそうすぎて笑える。でもだからってこの映画を見ないのは人生の損ですよ。絶対見てね。

追記 (2020/9/18) :TENETの方が衝撃度は上だったかも。もう順位付けるのは無理…。

(最後の方に追記してます)

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2.96時間

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公開 2008年
主要キャスト リーアム・ニーソン
監督 ピエール・モレル(脚本はリュック・ベッソン)

「スーパー主人公がタイムリミットの制限のもと、世界のどこかにいる連れ去られた娘を探し出して黒幕をぶっ倒す」という超分かりやすい映画。でもめっっっちゃ面白い。っていうかリーアム・ニーソンの映画ってなんで全部はずれないんだろう?

とにかく主人公が有能で、見ていて「絶対に娘は助かるだろう」っていう安心感と超手際が良い→テンポがいいので1秒も退屈しない!これはすごい。

あとは主人公の特性は頭が切れるのがメイン(でアクションも強い)なので、見ていて視聴者が「そこはそうじゃないだろ…」ってなるアレが一切ないんです。むしろその想像を越えて斜め上を行く!こういうの大好きです。

しかしそれでいながらよくある「スーパーマン映画」ではないんです。なんだろうな、人間味溢れる強さだから最強ヒーロー感ではないっていうか。なのにこんなスピード感のある映画、なかなかないと思います。

また、映画の上映時間についても考えさせられる作品でした。

体感時間と脚本ボリュームや満足感って全く比例しないんですよね。むしろ同じ脚本なら短いほうが密度も上がるわけで、それを最も感じられたのがこの映画でした。

この映画は1時間33分ということで最も短い部類に属しますが、そのスピード感とカットの良さのおかげで物足りなさを感じることは全くありません。余計なカメラ舐めがなかったりシーンの数を増やしたりとか、そういう工夫なのかな?

ちなみにこのあと続編が2つあるみたいなんだけど、微妙に評価が低そうで「典型的な1まででやめておけば良かったパターン」かと危惧してまだ見てません。見た方いらっしゃったらぜひご感想を!

追記 (2020/5/17) :2つとも見ました。
 2:「あ、やっぱり普通に面白い!でも1ほどの傑作じゃないな。やっぱりしょうがないな」
 3:「あれ、これ2を遥かに上回ってない?監督違う良さがすごく出ててこれもまた良い映画!」
 という感じでした。

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3.大脱出

escape

公開 2013年
主要キャスト シルヴェスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー
監督 ミカエル・ハフストローム

実際に監獄に囚われてから脱獄してみせ、その刑務所の弱点を指摘する「脱獄コンサルタント」をシルヴェスター・スタローンが演じる映画。刑務所脱獄モノの人気が高いのは僕もすごくよく分かるけど、この映画は一番純粋に、愚直にそれをやっているからたぶん楽しいんだと思います。

ストーリーも別にひねりがあるわけではなくて、「いつもの脱獄コンサルタントかと思って収監されてみたらなんかハメられていた」って感じです。そこでシュワちゃんと出会い脱出していく…、そんな映画です。

…かと思っていたらね、最後は「あーまじ??なるほどね!!!!」っていう展開もちゃんとあってしっかりお腹いっぱいになれました。

っていうかスタローンとシュワちゃんが並んでいるだけでネタみたいに見えちゃうんだけど、その2人が最後にああいうやり取りをしてるとね、いいよね…。

重くないし、「なんか面白い映画見たいな~」って漠然と思っているときとかにうってつけ。ぜひ。

ちなみにこれも2がありますが、単純にまだ見てません。なんか色々謎らしいけど。

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4.天使と悪魔

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公開 2009年
主要キャスト トム・ハンクス
監督 ロン・ハワード

ダ・ヴィンチ・コードシリーズは、シリーズだけどシリーズではないので頑張って1つ選びました。選んだのは2作目にあたる「天使と悪魔」。(原作は天使と悪魔の方が先)

このシリーズはもともと小説が大好きだったので映画化は期待していなかったのだけど、おお、すげえ。全く遜色ないどころか、やっぱりハリウッド映画として本気で作られたらむしろそのスケールの大きさをより楽しめますね。実際の建築物とかも視覚的に見られた方が楽しいもん。

僕の中では、主人公のロバート・ラングドンという人は完全にトム・ハンクスのイメージになってます。いや、もうトム・ハンクスが宗教象徴学者に見えるといった方が近いかも。笑

で、いつも通り前置き長くてごめんなさい。「天使と悪魔」自体の話。

「科学と宗教の対立」というこの世で最も興味深いと(僕が)思う題材をテーマにした作品。「人類の進歩はまさにこの双方がそれぞれ発展してきたからあると言っても過言ではないのに、それらは決して相容れないんだ」という事実を、歴史的な背景・事物たっぷりで描いてくれる革新的な映画です。

科学の描写も陳腐なものに留まらず、「反物質」という「物質ではないもの」が主題になっているのもまた面白い。物理(特に「宇宙」とか「ミクロとマクロ」)が好きな人には絶対におすすめ。

もちろん前作に引き続いて魅力あるバチカンをいっぱい味わえるし、なにより「キリスト教って面白そう!」って思えるようになると思います。僕も初めてダ・ヴィンチ・コードを読んだとき以来ずっとキリスト教について興味を持てるようになって、今でも美術館へ行ったり宗教学の本を読んだりしています。良い出会いでした。

原作に比較してだいぶ脚本が変わってるんだけど、映画として見たら完成度は上がってると思います。

ラストはけっこう「そうきたかー!!」ってタイプなので、どんでん返し系が好きな人は必見。まとまりも良くて、サスペンス映画としても僕の中では高ランク!

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5.ミッション・インポッシブル ゴースト・プロトコル

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公開 2011年
主要キャスト トム・クルーズ、ポーラ・パットン、ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグ
監督 ブラッド・バード

正直No.1の称号はこの映画とだいぶ迷った。アクション映画の中では間違いなく一番好き!

僕はトム・クルーズが大好きで、彼の立ち居振る舞い、仕草、歩き方、表情、目線のやり方、なにからなにまで全部好きだ!とにかくかっこいい!!!

そんなトム・クルーズの良さが最も良く凝縮されているのがこのミッション・インポッシブル4作目にあたる「ゴースト・プロトコル」だと思っていて、単純にミッション・インポッシブルシリーズの中でも一番バランス良く完成されていると感じます。

このシリーズは毎回監督が違うことで有名だけど(5からは変わってない)、そのカラーが本作は見事。トムのなんでも自由にやりたい思想とブラッド監督がよくマッチした結果じゃないかな。

おなじみの静かな潜入シーンで登場するハイテクなスパイグッズにド派手なアクション、おトムの大疾走にたまにあるサイモンのお笑いシーン。マジで最高のエンタメ!

1~6全てが最高で本当はシリーズで紹介したかったけど(1はちょっと微妙かも)、今回はあえて1つに絞っての紹介でした。できれば全部見て欲しい!これが世界最高峰の映画であることを確信できるでしょう。

来年(2021年)から2年連続で7と8が公開されるようで、ファンの僕は嬉しすぎておなら出た。毎作ある「フェイスマスクでのどんでん返し」を初見で見抜けるか、っていうのがここ数年の楽しみなので、次も頑張ります(6はギリギリで気付けた)。

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6.グランド・イリュージョン(1、2)

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公開 2013年(1)、2016年(2)
主要キャスト ジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、モーガン・フリーマン
監督 ルイ・ルテリエ(1)、ジョン・M・チュウ(2)

マジックをテーマにしつつクライム・サスペンスの要素も取り入れた壮大な映画。でも、単なるイリュージョン映画かと思っているとそのストーリーに度肝を抜かれることになる。

これは1と2で完全に性質も違うんだけど、それと同時に完全に繋がっている感があるというか、まあとにかく1を見たら2も見ざるを得ません。フィナーレは大長編マンガを読み終わった後のような充足感が得られます。なんだろうね、あの感じ。

キャストについては色々あって控えますが、ひとつ言うなら、ジェシー・アイゼンバーグは初めて見たけどイケメンだし良い演技しますね。噂どおりめっちゃ早口だけどww

この映画、掴みもスゴイのでいきなり楽しめます。あとこれを見た後しばらくはマジックの練習をしちゃいがちなのもお決まり。

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7.コードネームU.N.C.L.E.

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公開 2015年
主要キャスト ヘンリー・カヴィル、アーミー・ハマー、アリシア・ヴィキャンデル
監督 ガイ・リッチー

冷戦で敵対中のアメリカのスパイ(CIA)とソ連のスパイ(KGB)が手を組んでアクションを繰り広げるというもの。

喧嘩しながらなのに、結局クールに圧倒的な力で敵を倒していく爽快感はとても気持ちがいい!2人が出会う映画の序盤シーンも互いの実力が分かるめちゃかっこいいアクションの目白押しです。しかし結構軽い感じで進んでいくので、見るのも気軽でOKなのが嬉しいところ。

ラストシーンまでハラハラと楽しませてくれるし、単なるアクション映画に飽きている人にはとりあえずおすすめ。

ちなみにこの映画には僕が一番好きな女優、アリシア・ヴィキャンデルちゃんが出てます。かわいすぎか。

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8.フライト・ゲーム

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公開 2014年
主要キャスト リーアム・ニーソン
監督 ジャウム・コレット=セラ

リーアム・ニーソンのはずれない映画シリーズ筆頭。

航空保安官の主人公が飛行機の中で起きる殺人事件の解決に奮闘していくんだけど、その犯人がどんどん自分に仕立て上げられていってしまうというもの。

「飛行機の中」っていう完全に隔絶された場所だけが舞台なのに、なんでこんなに面白い映画が作れるんだろう?と強く思いました。特に前半の「どうやってこちらの手の内を読んでいるんだ…?」という緊迫感は他のどの映画でも感じたことのないもの。一歩間違えたら超つまんない映画に成り下がってしまうところをとても高いレベルで描ききっていると感じます。

これね、サスペンス映画の中でもトップクラスにドキドキして見入っちゃいますよ。ほんとに傑作だと思う。

それなりに映画慣れしてきたタイミングで見たものなので、キーパーソンの登場にはかなり前もって勘付くことができました。これは嬉しくない成長かとも思ったけど、それはそれで映画の楽しみ方も変わってきてありかもな~、と今では思ってます。

あと最後の1発を打つシーン、しびれた…!(見た方は分かりますよね?)

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9.フレンチ・ラン

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公開 2016年
主要キャスト イドリス・エルバ、リチャード・マッデン
監督 ジェームズ・ワトキンス

濡れ衣で捕まったスリ師とそれを捕まえたCIA捜査官がタッグを組んで凶悪な事件を解決していくというもの。…いや、罪状は違えどスリはしてたし濡れ衣じゃないような気もするな。まあいいか。

やっぱり境遇が違う2人が何かのきっかけで手を組んで一緒に戦っていくっていうのはくすぐられるものがありますよね!こういうの好きなのはやっぱり男だけ?笑

アクションもちゃんとあるんだけど、ストーリーとシリアスシーンがしっかりと作り込まれているのが特徴だと思います。マッドマックスみたいなバカ騒ぎ100%の映画も好きだけど、僕はやっぱり脚本的に唸らせてくれるものの方が好みなのかも。これも例に漏れないです。

主演のお二人はどちらも知らない人でしたが、他に面白い映画あるのかな?

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10.ブラッド・スローン

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公開 2017年
主要キャスト ニコライ・コスター=ワルドー
監督 リック・ローマン・ウォー

ここ最近で見た中では圧倒的に1位の座に近いのがこの「ブラッド・スローン」です。

こう、なんていうんでしょう。こんなに言葉にできない映像作品はないな、というか。感想を一言では言い表せない。

幸せ者のエリートが一瞬の油断で投獄されてしまうところから始まります。しかし監獄の中は恐怖と暴力が支配する世界。ここで生き残るにはただ勢いに任せて走り続けるしかない…!

そうして気付けば、まわり一面に広がるは暗黒の裏社会。トップに君臨するのは…なんと自分。

これでよかったのか?
家族のための道は他にもあったんじゃないか?

最強になってもなお葛藤するその主人公に、うん、涙なしでは見られない。なんという世界観。

僕が書くこのあらすじだけでは死ぬほどつまんなそうですが、もうこんなのを読む前に一刻も早く映画を見てください。できればゆっくりとした休日でたっぷりと時間を使って、ウイスキーでも傾けながら…。

悲しい映画でもない。突き抜けるような爽快感でもない。どこか物憂げで、どこかさわやか。色んな要素が絡み合う見事なエンターテインメントです。

本当に、本当に良い映画だった…。

こういう映画との出会いは人生をより良いものに高めてくれるなとひしひしと感じます。とても良い時間を過ごすことができました。

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11.ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲

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公開 2018年
主要キャスト ローワン・アトキンソン、オルガ・キュリレンコ
監督 デヴィッド・カー

ずっと真面目なのが続いたのでたまにはこんなのも入れてみましょう。今回のランキングで数少ないコメディ・アクション!

存在すら知らなかったときにたまたまAmazonプライムを徘徊してて見つけた映画。なんの気なしに見始めたら普通にお笑いモノで、終始爆笑しながら見てました。このおっさん面白すぎ。

スパイ系アクション映画はどんどんハイテクになっちゃってますが、なるほどこうやってアナログでも強い人が本当のエージェントになり得るんだな。このおっさんは主人公補正だけで生き残ってるけど。

見終わってから知ったのだけど、007のそれぞれの作品とかけて作っているシリーズものだったんですね、これ。

この他にも「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」とかいうふざけたタイトルの作品もあって、「007 慰めの報酬」と対比させているらしい。こちらはまだ未鑑賞なので、そのうち頂きます。

こちらはビールでもがぶ飲みしながら「ガハハ」と笑って見て欲しい、そんな映画!

ちなみにこの映画には僕が二番目に好きな女優、オルガ・キュリレンコちゃんが出てます。かわいすぎか。

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12.フォーカス

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公開 2015年
主要キャスト ウィル・スミス、マーゴット・ロビー
監督 グレン・フィカーラ、 ジョン・レクア

詐欺の最高峰みたいな映画。

映画を見ていると僕らも何度も騙されて疲れてくるので(笑)、「なるべく頭を空っぽにして見よう」という意味不明な訓練を強いられることになる。

物語中盤にある大きなヤマは「うわーやられたわー笑」って絶対なります。期待を裏切られるのが大好きなので、これはとても面白かった。前述のグランド・イリュージョンにも通じるところがちょっとあるなー。

そのあとの構成がちょっと惜しいというか、一区切りがあるところで一瞬ダレなくもないのだけど、最後はやっぱりちゃんと楽しませてくれるのでさすがです。ラストでダーッとくるのはやっぱり映画の中でも一番好きな展開だなって思います。今回は入れなかったけど、「ユージュアル・サスペクツ」とかがその筆頭かなと。

長くないし、軽い気持ちで見るのがいいでしょう。今度はなにかな、ワインが合うかな?

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13.インターステラー

Interstellar

公開 2014年
主要キャスト マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、マイケル・ケイン
監督 クリストファー・ノーラン

「おすすめ映画ランキング」には必ず入っているかな、というくらいの常連です。やや退屈なシーンが多いので僕は総合的にそこまで気に入っているわけではないのだけど、やっぱりこの映画を見た衝撃というのは忘れられない。

しかしネタバレの観点でそこを説明するわけにはいかないので、結局「自分で見てください」としか言えません…。たしかに人を選ぶ要素はありますが、それでも人類が思う"想像"を真っ向から映像で描ききったのは天才的と言えます。監督は、そう、あのクリストファー・ノーラン。映画史に残る監督であることはもう間違いない…。

3時間弱と驚異の長さですが、映画好きなのにまだ見ていないという方は必ず見ておくべきだと言えるでしょう。

あんまり説明できる内容がなかったけどまあいいかな。この作品にふさわしい気がする。

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14.キングスマン・ゴールデンサークル

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公開 2018年
主要キャスト タロン・エガートン、コリン・ファース、マーク・ストロング、チャニング・テイタム
監督 マシュー・ヴォーン

「キレッキレの超過激スパイ・アクション」という触れ込みの、キレッキレの超過激スパイ・アクション。いや、文字通り僕もそう思うんだよ、許して。

これは世にも珍しい「1より2の方が圧倒的に面白かった映画」で、あえてシリーズでもなく1の「キングスマン」でもなくこの「キングスマン・ゴールデンサークル」名義で紹介してみます。
(とか言いながら久しぶりに1を見たらやっぱり面白かったけど笑)

僕が大のスパイ・アクション好きということはもうご推察の通りなんですが、これはそれらとはひと味もふた味も違う良さがあるんだよね。キングスマンは紳士服テーラーに化けてて、本作ではバーボンの蒸溜所に扮したステイツマンというスパイ機関も出てくる。イケてるぅ!

特に好きだったシーンはコリン・ファースが記憶を取り戻すところ。なんかすごい込み上げてくるものがあって、普通に泣いてしまった。

色々あって、いい映画です。

あ、最後にひとつだけ注意。この映画は食事中には絶対見ないほうがいい。ワンシーンだけだけど相当きっついのがあるので。

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15.バタフライ・エフェクト

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公開 2004年
主要キャスト アシュトン・カッチャー、エイミー・スマート
監督 エリック・ブレス、 J・マッキー・グルーバー

「バタフライ効果(エフェクト)」という、蝶が羽ばたくことによって地球の反対側で竜巻が発生するか?という問いかけを主題においた作品。カオス理論に近い、のかな?

過去を変えることができる能力に気付いてしまった主人公が、その少しだけ変えた過去によって未来を大きく変えようとする物語。何度も何度もやるんだけど、どんどん上手くいかなくなっていき、やがて収集がつかぬことに…。というお話。

主人公はね、小さい頃から一緒だった女の子をただただ好きなだけなんですよ。そこには何にもない。ただのシンプルな愛情があるのみ。

その子を守りたい一心で未来を書き換えているはずなのに、どうしてこうなっちゃうんだ…!っていう絶望的な悲しみが僕らにも響いてくるんです。涙なしでは見られない素晴らしい映画。多くの人の心に残るのも頷けます。

2と3は一気に評価が下がるみたいなので僕は意図的に見ないようにしています。例によって、見たことがある方はコメントに感想を頂ければ幸いです。

主題歌はオアシスが歌っているんだけど、またこれが良い歌なんだよなあ。めちゃめちゃ良い映画なのにエンドロールが微妙なBGMなものも多い中、イメージにあった良いフィナーレになってると思います。

「バタフライ・エフェクト」だけはAmazonプライムにラインナップされてるのを見たことがありません。自宅から出ずに視聴にありつくのは結構難しいかも…。っていうか普通にタイトル詐欺でごめんなさい。

16.アバター

avatar

公開 2009年
主要キャスト サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ
監督 ジェームズ・キャメロン

話題沸騰ぶりに似合わずあんまり映画ランキングでは見かけないですよね、アバター。

僕が今回これをチョイスした理由は他でもない、壮大なスケールで描かれる圧倒的な大自然をこれでもかというくらい楽しめるから。僕「大自然」って大好きなんですよ。とてもワクワクしちゃう。

ちゃんとストーリーもあってヒューマンドラマも描かれるんだけど、おそらくこの映画ではそれらは付帯要素に過ぎないでしょう。話題になった3D CGが主体というのはもちろん、やっぱりこのオープンワールド感が人々の心を掻き立ててヒットに繋がったのだと思います。

2018年くらいに久しぶりに見たんですが、その時代に見てもCGの古い感じはしなかったし、十分に楽しめました。長いけど退屈さも感じない良い映画です。

ちなみにこの映画、2019年の「アベンジャーズ エンドゲーム」に抜かれるまでは映画の世界興行収入でずっと1位だったそうです。そんなにヒットしていたとは知らなんだ…。

追記 (2023/3/14) :ちょっと時間が経ってしまったけど、2022 年に公開されたアバター 2 も映画館に見に行きました。

普通に泣いた。そしてめちゃくちゃ綺麗だった。映画館向きだった!!

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17.アルティメット(1、2)

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公開 2004年(1)、2009年(2)
主要キャスト シリル・ラファエリ、ダヴィッド・ベル
監督 ピエール・モレル(脚本はリュック・ベッソン)

これは面白さに反して知名度がぐっと下がる映画では。

ハチャメチャアクション系ですが、フランス映画ということもあってアメリカのアクション映画とはだいぶ雰囲気が違います。

アクションも随分性質が違っていてめっちゃ見応えがある感じなんですよね。スピード感のある肉弾戦をたっぷり撮ってくれる映画って実はそんなに多くないので、これでもかというくらい戦ってくれるこの映画はまさに爽快。

あとは舞台の特性上パルクール系が多めだったりするのでそういうのが好きな人にもおすすめしたい。

しかもこの映画、全てスタントマンやCGはなし。ガチでやってる感が映画からもよく伝わってきます。

一作ずつは短い上に1を上回って2はさらに面白いので、見始めたらダーッと見ちゃいますよ。僕はもう4周くらい見てます。笑
とにかくマイナーなわりにクオリティが超反比例しているので、もっと有名になってほしい!続編出ないかな…。

あと僕もこの記事を書くときに初めて気付いたんですけど、上述の表の「監督」の欄には「ピエール・モレル(脚本はリュック・ベッソン)」って書いてありますよね。実はこの記事のどこかにも全く同じ組み合わせのものがありました。気になる方は最初から2番目あたりを見てもらうといいかも…?

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18.オブリビオン

oblivion

公開 2013年
主要キャスト トム・クルーズ、オルガ・キュリレンコ、モーガン・フリーマン
監督 ジョセフ・コシンスキー

これも評価が高くて有名な映画。

世界設定と序盤の雰囲気だけ見ると「こんなのでどんな展開があるっていうの?退屈じゃん」となるところからの、想像を遥かに越える驚きの展開への対比は素晴らしいものがあります。このタイプも好きだなあ。

トム・クルーズが演じるのは滅亡した地球に1人取り残された監視役。でもそこで見つけた美女(オルガ・キュリレンコ!)との出会いから、この世界について疑問を持ち始める…。あれ、すごいことに気付いちゃったぞ?っていう映画です。

モーガン・フリーマンの役柄がなんとも説明できない雰囲気で、ちょうどグランド・イリュージョンを見た時期とも近いせいで笑ってしまいました。どちらも見たことある方、伝わります?笑

ところでこの映画、「Firewatch」というインディーズゲームに設定の仕組みとスケールの対比という脚本設計がめちゃめちゃ似ている気が…。気になる方は以下の記事をどうぞ。

映画好きならこれは見とかないとって1本だと思います。

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19.ザ・ロック

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公開 1996年
主要キャスト ショーン・コネリー、ニコラス・ケイジ
監督 マイケル・ベイ

1996年!?そんなに古い映画だとは知らなかった!時代を全く感じない面白さだったのに…。

ザ・ロックと呼ばれる連邦刑務所、アルカトラズ島。そこをテロリストが占拠し、強大な武器と観光客を使って政府に身代金を要求。

呼ばれたのはへっぴり腰の化学兵器専門家演じるニコラス・ケイジと、世界から消えたはずのザ・ロック唯一の脱出成功者、ショーン・コネリー。

書いてて気付きましたが、またもや境遇の違う2人がタッグっていうパターンじゃん、これ。笑

ニコラス・ケイジは基本的にダメ男役なのでとても頼りないんだけど、その頼りなさを絶対的な安心感を持つショーン・コネリーが見事に包み込んでくれる!ここが見ていてとても気持ちが良い。多くは語らないし言動にも表れない、でもたしかな信頼がある。かっこいいよね。

アクション一辺倒の映画ではない、人気の刑務所要素があったりする、など飽きない工夫が多いです。これ本当に24年前なのか…。

最後にもっとショーン・コネリーと一緒にいる時間が欲しい!って僕たちも思っちゃうというか、あの男の頼もしい感じ、いいな。見終わった後の満足感がたまらない1本です。

ところで、この映画のタイトルでググると「ザ・ロック」ことドウェイン・ジョンソンさんのWikipediaが一番上に出てくるのとても笑いました。

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Dwayne-Douglas-Johnson

↑ドウェイン・ジョンソン

今見ても間違いなく面白い作品です。ぜひ!

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20.オール・ユー・ニード・イズ・キル

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公開 2014年
主要キャスト トム・クルーズ、エミリー・ブラント
監督 ダグ・リーマン

僕も初めて知りましたが、この映画の原作はなんと日本人が書いたものだそうですね。しかもなんとラノベだという。たしかに「ループもの」だけど、なるほどこれをこんなに面白い映画に…。

というわけで、「死ぬ度に同じ日の朝に戻ってしまうループ能力を使って強くなっていき、未知の生物と戦って地球を守る話」です。

同じ日しか描かないので、僕らは序盤は全く同じ情景しか見られないわけなんです。何が言いたいかというと、そう、「身近で小さな描写だったものが終盤では超巨大スケールに変貌していく」っていう例のパターンなんですね。書いてて思うけど、僕は本当に好きなものにしっかりと共通点があるな。

ラストは「ここまでやるか」ってくらい壮大にやってくれるのでぜひ期待していいと思います。

タイムワープ系の魅力はね、「自分だけが未来(過去)を知っているという優越感」にあると思うんですよ。そして「それを第三者である僕らも見られる」っていう楽しさ。だから序盤であるような「舐められたチームメイトにトム・クルーズが未来予測して驚かす」みたいなシーンが大好きなんです。

しかもこういうシーンは印象づけとしてしか使われないから、往々にして映される時間は短い。でもこの映画ではそういったシーンを何度も撮ってくれているんですよね。僕らは一回しか見ないけど、その間にトム・クルーズは何百回、何千回もループしているということをしっかり伝えようとしてくれているのを感じました。

大好きなトム・クルーズが出ているとのことで見始めたこの映画。でも彼は臆病で軟弱な人間、戦う専門ですらないという役柄にまず違和感。「なにこれ…?」となっていたところをタイムループによってどんどん引き込まれていきました。気付けばいつものトム・クルーズに。いやいや、いきなりそうはならんやろ。笑

目覚める度に変わっていくトム・クルーズの顔つき、見事です。一見の価値あり!

追記 (2020/8/12) :小畑健先生作画の漫画版もあったらしいので読みました。 の漫画おすすめ記事に書いてます。別作品としてめっちゃ良かった…!

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21.バック・トゥ・ザ・フューチャー(1,2、3)

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公開 1985年(1)、1989年(2)、1990年(3)
主要キャスト マイケル・J・フォックス、クリストファー・ロイド
監督 ロバート・ゼメキス、スティーヴン・スピルバーグ(製作総指揮)

説明は不要でしょうが、入れないわけにはいかないと思って取り上げました。

家にあった録画されたビデオテープ(VHS)をなんとなく手にとって1,2,3と見たのがはじまり。当時は小学生とかかな?

それから何度見たか分からないけど、今見てもやっぱり面白いですよね。今では珍しくないストーリーや作風も、「これが原点なのかも?」とか思いながら鑑賞するとまた違った楽しさにも気付けます。

世代にもよると思いますが、意外と見たことがない人がけっこういる(特に女性)みたいなので、暇なときにはぜひ見てみては?

ちなみに、BTTFではまだ技術がなかったのでCGは使われていません。光学合成というフィルムを合成させるテクニックを使っているんだそう。映画の制作って興味深い技術がいっぱいあってすごい楽しそう!

ところで下記の予告編、ふざけてやっているのかと思うほど古めかしい動画で笑えますのでぜひ。

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22.ゲット・スマート

get-smart

公開 2008年
主要キャスト スティーヴ・カレル、アン・ハサウェイ、ドウェイン・ジョンソン
監督 ピーター・シーガル

「スパイ・アクション要素のあるコメディ作品」と紹介されることが多い本作品。これだとコメディが主体になっちゃってますが、僕は「コメディ要素のあるスパイ・アクション映画」だと思います。

まあそんな細かい説明なんかどうでもよくて、腹抱えて笑いながら見ればいいです。クッソ笑えます、この映画。ジョニー・イングリッシュといい勝負だな。

単なるお笑いエンタメとしてだけの作品ではない点として、コメディ要素(※主人公のみ)がありつつもエージェントとしての実力はちゃんと伴っている(いそう)というところ。後半はちゃんとアクション映画やってるし。

気楽に楽しみたいときの1本としてぜひどうぞ。

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23.2ガンズ

2-guns

公開 2013年
主要キャスト マーク・ウォールバーグ、デンゼル・ワシントン
監督 バルタザール・コルマウクル

僕が共闘モノを好きなのはもう分かっていただけていると思うんですが、これはその中で最も好き!…かな?(多すぎて自信ない)

マーク・ウォルバーグとデンゼル・ワシントンが、互いに自分の役職を隠して相手を利用し、捜査しようとしていくというもの。で、2人ともめっちゃ強い。

もうこれだけで面白そうじゃないですか!!

映画のタイトルにもなっている通りたしかに銃撃戦は多いですが、普通に殴り合うしもうめちゃくちゃです。だけれども2人にはちゃんと自分の信念がある。良い設定です。

あとマーク・ウォルバーグ大好き。他にも「ザ・シューター」とか迷ったんですが、意外にも今回のランクインはこの2ガンズだけかな?多くの人は「TED」の印象が強いと思いますが、彼はやっぱりアクションで危ない役をやらせた方がハマる気がします。

かなりおすすめ!

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24.エクスペンダブルズ(1、2、3)

Expendables

公開 2010年(1),2012年(2)、2015年(3)
主要キャスト シルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、テリー・クルーズなどたくさん
監督 シルヴェスター・スタローン

豪華俳優陣が集まってただメチャクチャやるドンパチ映画。もう色々意味不明で、突っ込みどころ多数って感じでとても愉快です。笑い要素もあり、シリアスシーンもあり、ガッツもあり!

実はジェイソン・ステイサムがそれまであまり好きではなかったのだけど、この映画を見て好きになれました。「アドレナリン」とかもイケてたな。新しい俳優との出会いも映画鑑賞の魅力のひとつだと思います。

かなり期待して見始めた反面、正直1はつまらなかったです。でもね、なぜか2と3がいきなり面白いんですよ。どうなってんのこれ?
話が繋がっていたり細かいネタがあったりするので、一応1から見始めるのがいいと思います。それに面白くないと感じたのはあくまで僕の感想なので!

それとなんと執筆現在(2020年1月)、4の公開が決定していて撮影もやっているらしいですよ!!楽しみ。ジェット・リー帰ってこないかな。

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25.ショーシャンクの空に

the-shawshank-redemption

公開 1994年
主要キャスト ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン
監督 フランク・ダラボン

うーむ、迷ったけど入れます。
で、入れるならラストはこれに飾ってもらうしかないなと思いました。

脱獄活劇でもなければ、よく言われる「希望を捨てないことの大切さを教えてくれる映画」とも違うと僕は思います。

作中のティム・ロビンスを見ていても、「希望を捨てないように頑張っている」ようには見えないんですよね。そんな単純な表情をしているようには僕には見えない。

どこか世界(状況)を達観しつつも悲観的で、でも諦めるのも性に合わない、その結果「とにかくやれることをやろう」みたいな、もっと複雑なプロセスが表現されているように感じられてなりません。

それを2時間半に渡り演技だけでパフォーマンスする彼のスキルはハンパではないと思います。残念ながらこの映画以外でティム・ロビンスのことは全く知らないのだけど…。

やっぱり惹きつけられる何かがあるんだろうな、結局今までに5回くらいは見ちゃってるので相当です。ずっとダークな画面なのに、最後に青々とした綺麗な海が見られるっていうのを無意識に欲しているんだろうか。

まだ見たことがない人は一度は見てみてください。感想を持つのはそれからでも遅くはないはず。

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記事執筆後に増えた追記映画たち!

以下、記事投稿以降に増えたものたちです。
案の定すぐ追記されていった…(無計画)

26.ジョン・ウィック(1)

john-wick

公開 2015年
主要キャスト キアヌ・リーブス
監督 チャド・スタエルスキ

極々たまに、「アクション自体がヤバくて超面白い映画」や「惚れ惚れするほどに一直線な脚本」などで度肝を抜かれる作品があります。

それがこれ。

恥ずかしながら、相当有名だったのにも関わらず今さら初視聴。でもこれは「色んなアクション映画を見た後に見たからなお良かったかな」とも思ってます。

物語冒頭でこっちも気分が悪くなるような仕打ちを受けた主人公(引退した元最強の殺し屋)が、ただひたすら復讐しまくるというもの。上の方で全く同じ文章を書いた気がしますねw

しかしその復讐の徹底さと相手の殺し方がマジで一糸乱れぬ完璧っぷりで、本当に「見惚れる」。映画のキャッチコピーにも使われてますけど、本当に見惚れるんですわ…。あのガンアクション、他では絶対に見れない。

最後の一発、ああいうシーンを撮れるの本当に素晴らしい…!
あの流し目がかっこよすぎる…。

久しぶりに震えるほどの見事なアクション映画を見られました。まだ見ていない人は絶対に見ておきましょう。

ちなみに2は微妙でした。
他の映画と比較したら十分に面白いものの、1の衝撃さと比べると残念感は否めない。3はまだ未視聴ですが、どうなるかな?
→見ました。2よりだいぶ回復して楽しめました!!で、まさかの完結しなかったw
次も楽しみです。

ところで、Amazon Kindle Fire TV Stickで耳をつんざくほどの雑音が鳴ることがあるという問題があるんですけど、びっくりすることに症状が出た映画2つともキアヌ・リーブスが主演でした。笑

しかもその2つはどっちも微妙だったので「キアヌさんかわいそう…」ってなっていたところ、ジョン・ウィックはぶっちぎりでそのイメージを払拭してくれました。
カッコイ!

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27.ザ・コンサルタント

the-consultant

公開 2017年
主要キャスト ベン・アフレック、ジョン・バーンサル、J・K・シモンズ
監督 ギャヴィン・オコナー

「なんてつまらなさそうなフライヤー(↑の広告のこと)だろう…」とか思いながらあり得ないほどの高評価レビューに誘われて視聴を開始。

結果から言うと、「僕自身でベスト3入るんじゃないかくらいに本当の本当に良い映画だった」という感じです。

しかも全然感動系のストーリーでもないんだけど、なぜか終盤でボロボロ泣いちゃったんですよね。年齢を重ねて明らかに涙もろくなってるとはいえ、いや、これホントに良い映画だよ…。冗談抜きで顔グシャグシャになるくらいボロ泣きした(ねこが心配して寄ってきた笑)。

色々言いたいことはあるものの、この映画に関してはなるべく前情報なしで見てほしいので詳しい説明はなしにしたいと思います。

何から何まで全て見事。特に、史上稀に見るくらい難しい役であったであろう主演を務めたベン・アフレックには心からブラボーを言いたい。この映画は彼の秀逸な演技なくして成立し得なかった。

いやー、良いものと出会えました。
みなさんもぜひ。

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28.TENET

the-consultant

公開 2020年
主要キャスト ジョン・デヴィッド・ワシントン、ロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ
監督 クリストファー・ノーラン

この数年間の人生において心待ちにしていたものが3つほどあったのだけど、そのひとつがノーラン監督の最新作でした。

一番最初に熱烈な宣伝でインセプションを推していることからも分かる通り僕はノーラン映画が本当に好きなのだけど、このTENETは「映画のスゴさ」で言ったらインセプションやインターステラーを超える作品になったかもしれません。

見た方は分かると思いますが「面白い」とか「おすすめ」とかそんな次元のコンテンツではなく、なんかもうヤバいです(語彙力)

とりあえず公開日にすぐ見に行ったあとに沸騰した頭を収めてもう一度見に行きました。色んな考察資料や メイキング・オブ・TENET を読んだりして、今は3回目を見に行くか検討しているところ…。 ※後日追記:3回目見に行きました!

そう、この映画はとても難解。

しかし難しいと言っても推理映画のような理解のしづらさではなく、人間が処理できる映像として敷居が高すぎるという感じです。

「時間の逆行」がテーマなんですが、僕らの脳が普段見ている映像からは遠くかけ離れた世界観がジャンジャカ押し寄せてくるので(しかもCGを使わないリアルな撮影によってそれがさらに増強される)、頭があと3個くらいないとメモリ不足みたいになってショートします。マジですごい体験だった…。

初回を見終わったときはまさに「なんかよく分からんがスゴい」という状態であり、全く追いつけなかったものの「間違いなく歴史に残る偉大作だ」という確信だけはありました。そして "超" がつくほど面白かった。よく分かんなかったのに。

視聴前にTENETのプロデューサーが

私は50~60回は見ているがまだ新しい発見がある

と言っているのを見て「そりゃさすがに盛ってるだろ~」とか思っていたわけですが、1回目を見始めてすぐに「あ、これは2回目がめちゃ面白いタイプの映画だな」と気付き、見終わる頃には「Blu-ray買って50~60回は見たい…」となっておりました。うん、単純だね。

内容について言及するのはとりあえずやめておきます。この映画は事前情報なしで見てほしいと思うし、そもそも今の僕にはこの映画の素晴らしさを文章にできるだけの能力がありません。

常時おすすめしたい映画のレパートリーがまた1つ増えました。みなさんもぜひ。

29.エクストリーム・ジョブ

escape

公開 2019年
主要キャスト リュ・スンリョン、イ・ハニ、チン・ソンギュ、イ・ドンフィ、コンミョン
監督 イ・ビョンホン

これはなんか記憶に留めておきたいほどの快作でした。

韓国映画って初めて見たのだけど、こうも笑いのセンスに優れているものだとは知らなかった。自分のツボとも完全にマッチしたので「わざわざ一時停止して1分くらい笑い転げる」みたいのが何回もありました。面白すぎる。

そして単なるコミカルコメディがずっと続くのかと思ったら、アレがあんなんになってソレがこうなって…、おおおおお!!!!激アツじゃん。見て。

この文章は映画を見た翌日に書いていますが、もう2回目を見たくなってます。

僕は同じ映画をそんなにたくさんは見ないし、本当に気に入ったものもそれなりに時間を空けて見るタイプなんですけど(その観点でTENETがいかに異常だったかわかります?)、これは「ただ面白いものを見たい」という点ですぐにまた取り憑かれます。同じアジア人ということで妙な親近感を感じるせいもあるのかな。

いやあ、それにしてもイ・ビョンホンが監督をやっているなんてことも知らなかったし、まさかこんなスタイルの映画を撮れる人だとは。僕の中で韓国映画の株が一気に爆上がりしました。他のも探してみます!

ちなみに の予告編はクソつまらなそうで逆の面白さもあります。笑
日本製の予告編って本当にセンスないものが多いけど、この映画に関してはこれくらいのダサさがちょうど似合っている気もする。

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おわりに

雰囲気を思い出そうとして予告編を見ながら執筆してたんですけど、案の定映画本編も見ちゃって執筆が全く進まなかったんですよ…。超時間かかった。笑

しかし楽しかった。

自分が好きだと思うものを振り返って、それをまた自分の言葉で表現する。ブログをやめられない大きな理由の1つです。
これからもこういうシリーズは続けていきたいですね。次はなんだろう、漫画とかかな?

そしてそして、執筆中に思い出したサルワカのおすすめ映画ランキング。

今回のラインナップを決定させてから見たのにびっくり驚きのシンクロ率。笑
映画の好みが合いそうな人にはとても親近感が湧きますね!

というわけで、僕のおすすめ映画(洋画)ベスト25選+αでした!
みなさんのお好きな映画はありましたか?

なかった場合は、ぜひコメントにとっておきの一作をお寄せください。楽しみに待ってます~

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長い記事でしたが、ご精読ありがとうございました。

みるみ
みるみ

ブロガー、ソフトウェアエンジニア。

この「みるめも」というブログの筆者です。

この記事へのコメント

インセプション見ました。知ってる日本人俳優さんが多分英語で喋ってるのを吹き替えで見ると変な感じだなー。というのがネタバレなしでいえる感想です笑。
とても面白かったです。ありがとうございました!

渡辺謙、吹き替えだと別の声優になるってことですね!
なるほどたしかにそれは考えたことがなかった…(僕は普段吹き替えは全く見ないのもありますが)。

本当にすごい映画ですよね。これが気に入ったらぜひ TENET も見てみてください。さらに圧倒されます!

TENETも見ましたが、見終わった直後に思った(いや、口に出してた)のは「むっっっず」の一言でした。
初回でもまあまあ分かる「おおー!!」というシーンが後半結構あったので一回だけ見て楽しむこともできますが、この映画は最低3回見るのが義務です(笑)

超作りこまれた作品でもあるようで、そこら辺も面白かったです。

おおー!見てくださったんですね1

はい、本当に難しくて脳みそがショートする感じがしますよね。笑
でもあの映画ほど何回見ても面白いものはないと思います。また久しぶりに見たくなりました。

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