染まれ、黒く ――― みんな大好き最強ブラウザ「Vivaldi」のアイコンを黒くする

染まれ、黒く ――― みんな大好き最強ブラウザ「Vivaldi」のアイコンを黒くする
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このエントリーは「あるアプリケーションのアイコンの色を変えるためだけに何年も奔走した結果あっさり解決する手段を見つけてしまった」といういつもみたくアホみたいな内容です。

なお、WindowsとMacでそれぞれ事情が異なります。

君は一体なんの話をしているんだい?

Vivaldiというブラウザは僕にとってもはや「魚における水」のような存在なのですが、唯一満足いかない点がありました。

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アイコンが赤いのです。

いや、待ってほしい。
決して赤というカラーが嫌いなわけではないし、Vivaldiのブランドとして情熱的なレッドが使用されていること自体にも何の不満もありません。

しかしこの彩度の高い赤色は、自分のデスクトップやタスクバー(およびDock)を着飾るにはちょっとばかしハードルが高すぎます。

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目立ちます。そして他のアプリケーション(主に青色系、なおかつブランドカラーにはかなり青系が使われやすいことにも留意)と組み合わさると一気にカラフル感満載な感じになってしまいます。もっと上品にしたいのだ…!

最近ついにタスクバーを結合して見た目のスタイリッシュさを優先する英断をしたことが僕の中で話題ですが、一番左に燦然と輝くレッドが全体の上品さをやや損ねている気がしてなりません。気になる。気になるのだ。

この問題には数年前から取り組んでいて、公式フォーラムに投稿するとかWindows APIを使ってなんとかハックできないかとか、まさかのもう違うブラウザにしてしまおうかとか色々やっていたのですが、先日ついにこれを解決させたので満を持して記事にしているというわけ。

ちなみに「ショートカット使えばアイコンって自由に変えられるよね?」と思っている方がいるかもしれませんが、甘い。不二家のチョコレートケーキなみに甘い。

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これはあくまでそのショートカットが表示されている場所だけでの話。アプリケーションを起動すればタスクバーに表示されるのはその実行ファイルに埋め込まれたアイコンになってしまいます。

仮にデスクトップ上の表示だけを解決したい場合だったとしても、ショートカットの左下に表示される「矢印のアレ」をこの僕が許すはずはありません。

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アレ。

全てが完璧でなければいけない。それがカスタマイズなのだ。

真っ黒なVivaldiをお出迎えする

あるときネット上で、たまたま黒いVivaldiのアイコンを目にしました。

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加工された画像ではなくデフォルトで存在していそうなアプリケーションアイコンっぽいなと勘づいたところで、一瞬にして全てが繋がりました。

アプリケーションのプレビュー版とかってアイコンの色が違うこと多いよな、そんでもってVivaldiもそういえば「スナップショット版」があったよな

 

…。

つまり公式で提供されている「スナップショット版 Vivaldi」をインストールすればそれだけでアイコンは標準で黒くなるのです。 おぉ、おおぉぉぉぉぉぉ………。(声にならない叫び)

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スナップショット版とはつまり「先行プレビュー版」とのことです。

コンピューターアプリケーションはバージョンアップの前に開発陣によって入念なテストが行われているのはもちろんですが、そうはいってもありとあらゆる利用シーンや環境状態を全てのパターンで確認していくのは現実的に無理があります。

それを解決するため、新しい機能追加を積極的に試したい物好きな層やアプリケーションを一緒によくしていきたい人たちを対象にしてベータ版のようなものが並行してリリースされるというわけ。ここで得られたフィードバックは、そのあとの本リリースにがっつり反映されます。

なのでスナップショット版を使うことの唯一考えられるデメリットとして「安定性が低いかも」というのがあるのですが、現状はこれはないと思っていいというのが今の僕の意見です。後述します。

 

さて、ここまでわかったらあとはさっさとスナップショット版をインストールするだけです。

なお、Mac版ではスナップショット版を使うまでもなくアプリケーションアイコンを変える裏ワザがあることを知ったのでこのあとそれも紹介しています。

Windows版でのアプローチ

Windows版でのアプローチとはつまりさっきから言っているスナップショット版を使う手法にほかならないです。

やることはウルトラ簡単で、公式サイトへ行ってスナップショット版をダウンロードしてくるだけです。インストールも普段と全くおんなじです。

スナップショット版のダウンロードページへ行きましょう。画面右に並んでいる「Desktop」のうちある黒いほう、「Snapshot~」と書いてある方をクリックしてください。

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クリックした先のページで、「Windows」から32bit版か64bit版か適切な方を選びます。よくわからない方は32bit版にしておけば問題ないです。

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インストールアイコンも黒い…!

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1つだけ注意点があって、念のため初めてスナップショット版を起動する前にユーザーデータフォルダをどこかにバックアップ(コピー)しておきましょう。

標準版とスナップショット版は同じユーザーデータフォルダを参照するんですが、スナップショット版では仕様が異なる可能性があることから、もし万が一不慮の事故が起きた場合標準版で同じユーザーデータを使えなくなる可能性があるからです。

ユーザーデータはおそらく

C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Vivaldi\User Data

にあります。

どこでもいいのでこのフォルダを丸ごとコピーして取っておくと安心度が上がるでしょう。

新しくインストールしたスナップショット版のVivaldiを起動する前に、既にタスクバーにピン留めしてある標準のVivaldiをタスクバーから外しておきましょう。

その状態で元のVivaldiを完全に終了し、新しくインストールしたスナップショット版の方の実行ファイルを起動します。

アプリケーションアイコンが反映されなかったり起動後のバージョン確認画面([メニュー]→[ヘルプ]→[Vivaldi について])で正しく反映されていない場合、PCを再起動するとうまくいくはずです。僕も一度は再起動した気がします。

そしてあなたの眼前に現れたるは、漆黒のVivaldi…!!

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いと美しき…。

Mac版でのアプローチ

Macではなんと標準でアプリケーションのアイコンを自由に変える機能が存在していました。

「アプリケーション」から Vivaldi.app を探し、右クリックして「情報を見る」を開きます:

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この一番左上、アイコンが表示されているところに任意の.icoファイルをドラッグアンドドロップするだけ!!!

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ここ。

これだけで本当に変わります。Windows版のときと同じように、ちゃんと終了してからちゃんと起動し直しましょう。

.icoファイルというのは見慣れない方も多いかもしれませんね。これは画像ファイルを元にして作られるアイコン(icon)専用のファイルです。

png や jpg から簡単に生成してくれるツールがネット上に山ほどあるので、ありがたく使わせてもらいましょう。

参考までに、僕が使っているアイコンファイルも掲載しておきます。

純正スナップショット版Vivaldi-default.icohttps://mirumi.me/wp-content/uploads/Vivaldi-default.ico
丸デザイン版Vivaldi-maru.icohttps://mirumi.me/wp-content/uploads/Vivaldi-maru.ico
みるみ
みるみ

上が純正スナップショット版のアイコンを再現したもので、下はMacの他のアプリにデザインをあわせたサークルトリミング版です!

そしてあなたの眼前に現れたるは、漆黒の(ry

スナップショット版ってちゃんと使い物になるの?バグだらけだったりしないの?

スナップショット版を使い始めて1ヶ月ほど経ちますが、今のところスナップショットならではと思われる不具合には一度も遭遇していないです。

「スナップショットならではと思われる」というのは要は「僕がこれまでに見たことのなかった不具合」という意味なのですが、当然普段パワーユーズしていない機能に関しては全てを検証できているわけではありません。

しかし一般ユーザーと比較すれば遥かに使用量や頻度も高いはずなので、そこそこの範囲をカバーできている気はします。

参考までに僕のVivaldi使用状態をお見せします:

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(3ヶ月間のデータ)

これは個人用のWindowsのみの履歴ですが、これに加え別のWindows1台、Mac2台でもVivaldiを使っています。本当に朝起きてから夜寝るまでずっと使用している形です。

みるみ
みるみ

Vivaldiの年間プレイ時間でのランキングがあったら全国大会行けると思う。

 

最近のVivaldiはメールとカレンダー機能に積極的な機能追加を行っていて、当然スナップショット版でもこれらに関する更新内容が多いです。しかしこの2つは僕は全く使っていない機能なのでそこだけはご了承ください。

ちなみに他のメーラーを全てやめて大好きなVivaldiに全て集約させようと思って色々試行錯誤したこともあるのですが、メールタブは全ウィンドウの中で1つのウィンドウしか開けず、しかもそれを自由に選択することができないという致命的な仕様の存在がわかったため、利用を断念しています(参考)。

おわりに

異常にカスタマイズ性の高いVivaldiだし、そのうちアプリケーションアイコンを選択できる機能とか実装されてもおかしくないかなーとか少し前まで思ってました。スマホアプリだと最近そのパターンをよく見かけるしね。

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左はGitHub、右はSlack。

でもよく考えたらWindowsのデスクトップアプリケーションでそれができるものを見たことって一度もなくて、実装上絶対無理なのかな?という気もしています。この辺専門外なので全然想像ついてない。

みるみ
みるみ

そう考えるとスマホアプリのアイコンをリアルタイムに変える機能、やっぱすごいよね。初めて見たときかなりびっくりしたもん。

もっというと、これは各アプリケーション側に期待するべき機能というよりOS側にサポートしてもらうべきものでしょう。事実macOSはそれをやっていたわけなので。

しかしMicrosoftが人々が欲しいと思うものは一切作らないどころか余計なことばかりしていくことで有名なのは今さら言うまでもないことなので、実際のところそれらは期待できないでしょう。

ちゃんちゃん。

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みるみ
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みるみみるめも筆者

ブロガー、エンジニア。

詳しいプロフィールはこのページで色々書いてます。もやってます。

みるめも

この記事へのコメント

  1. 匿名 より:

    これを意識してるかと思ったw
    https://cametek.jp/black/

    • みるみみるみ より:

      なんでしょうかこれ?笑
      元ネタが全くわからない…。

      • 匿名 より:

        かめりあという音ゲー作曲家のCDアルバムです笑
        このアルバムのキャッチコピーがこの記事のタイトルの元ネタだと思ってました笑
        ちなみにこのアルバムのイラストはアンテの一部デザインを担当したことで有名なテミーさんだそうです

        • みるみみるみ より:

          なるほど、全然知りません。笑
          イラストはたしかに Undertale みがありますね~!

  2. Yayu より:

    バックアップとってない状態でスナップショット版から正式版にそのまま戻しちゃったことが1回だけあります...(笑)
    あの時はなんともなかったけど、もし不具合でvivaldiのデータ全消えでもしたら....(鳥肌)

    • みるみみるみ より:

      いや実際僕も間違ってアップデートのときに正式版を入れちゃったりしていて、あんなことを書いておきながら正直めちゃくちゃになっているという…笑
      よほどのことがない限り大丈夫だとは思います…(震え)

  3. へり より:

    同じ理由でSnapshot版使ってたんですが、クラッシュしまくるとか自分で登録した検索エンジンが消えるとかバグが多すぎてやめちゃいました
    アイコン自由に選べるようになってほしいですね~

    • みるみみるみ より:

      さらっと言ってますが、同じ理由でこんなことを考えている人が他にいたことに驚きです…。笑
      クラッシュなど一度も体験していないのですが、やっぱり比較すると安定していないのですかね?

      アイコン選べたら嬉しいですね~

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