もしブログを始めようか迷っているあなたが今一番気になっていることが
「本当に稼げるの?」
とかだとしたら、それは一回忘れてこの記事を読んでみてほしいです。
実際はどうかというと、「現代で個人が発信できる媒体として唯一無二のもの」というのが今の僕の見解です。
「ブログはオワコン」とか言われて久しいけど、これは単なる(他の媒体にとっての)ポジトークだし今後もオワコンになることはしばらくないと思います(名だたる実力者さんたちもそう言ってます:おおきさん、迫さん)。
とかまあ色々素晴らしいのがブログなんだけど、僕はもっと根本的に「ブログって素敵」と思っているので今回はそういう話をしてみたいです。
収益が目的でブログを始めるのもいいですが、それ以外のメリットにも目を向けられると人生の色んなことがうまくいくようになるはず。
5つにまとめてみました。
1.ブログならあなただけの世界を作れる
誰でもTwitterのアカウントを持っている今の時代において、「自分から情報を発信する」ということは何にも珍しくないです。みんなやっていること。
でも「他人が用意したプラットフォームを借りずに全て自分だけで作った発信場所を持っている人」は多くない。
これがブログ。
そのブログはあなただけの世界なわけです。比喩や誇張ではなくこれはマジで本当。「あなただけが自由に発信していい場所がこの世に存在する」ということの威力は凄まじいです。
僕はブログを「自分の代わりに常時全自動で喋ってくれる代理人」だと捉えていて、自分の意見や考えたことなんかを話すのが好きな人には文句なくおすすめできると思っています。
例えば、僕は友人にしょっちゅう
- 新しいキーボード買おうと思うんだけど何がおすすめ?
- PC組もうと思うんだけどパーツの選び方教えて!
- ◯◯のゲームやろうか迷ってるんだけどプレイ済みだったら感想聞かせて!
みたいな質問をされます。新しい家電を買う度に僕に欲しい候補を送ってきてコメントを求める友達とかもいる。笑
そんなとき、
それなら この記事 読んでもらえれば分かるよ!
と一言言うだけでいい。
違う人に何度同じ質問をされようとも、僕がこれまで考えた全てを代わりにしゃべってくれるブログがあるから。
で、さらに考えてみてください。
これは知り合いだけのスケールの話だったけど、もし世界が相手だったら?
同じです。
人々が持つ悩みや知識欲はだいたい同じ方向に固まるけど、それら全てにあなたが作ったブログが寝ている間だろうがずっと勝手に答えてくれるわけです。これがどれだけすごいことか分かります?
これまであなたが自分でしゃべることでしか伝えられなかったあらゆる言葉を、いつでも届けられる仕組みが作れるんです。おしゃべり好きな人にとってこんなに嬉しいことはないでしょう。
「おしゃべり好きは実際にしゃべらなきゃ楽しくない!」とか野暮なツッコミせんといてな()
そうしてあなたの考え方に多くの人が触れ、いつしかあなたという人間自体に興味を持つ人も現れてくるんです。これがブログが持つ偉大な力。
発信は人を呼びます。ゼロから初めた僕ですら今こう思っているんだから間違いないです。
もうちょっと発展した話になると、
- 個人としてのブランド化ととても相性が良い
- いかなる発信の土台にもなり得るブログという媒体を持っておけるのが超強い
など実益的な話も絡んできます。
やや収益化方向の趣旨が強くなってはしまうものの、これが「自分の世界を作る」ということにおいて強力なアドバンテージになるのは言うまでもない。
とはいえ、もちろんこの辺りは上級者向けの内容なので僕もまだまだ全然です。そこそこ「みるめも」という名前はユーザーさんにも検索エンジン(Google)にも認知されてきたみたいだけど、まだペーペーの弱小ブログの域を出ません。
これからももっと自分の世界を作っていくぞ…!
2.文章力はこの世で最も大切なスキル
文章を書くということ。
誰でもできそうなことに思えますが、実はこれをまともにできる人はほとんどいません。
どんな仕事、どんな生き方であれ、文章を書かなくていい人生というのは存在しません。わずかであろうと言葉を文字にして残さなければいけないときは必ずやってきます。
そこで露呈するのが文章力。
よく勘違いされるんだけど、「小説家や脚本家が書くような芸術的な文章を目指そう!」とか言っているわけでは全くないんです。
ただ「まともで問題のない文章を書けるだけの力を身につけるべき」と僕が(世間が)言っているだけです。
ところが、誰でも書けそうな「まともで問題のない文章」を書ける人が全然いない。
僕の体感ですけど、一般的に言える「まともな文章」を書ける人というのは100人に1人やっといるかいないかくらいだと思っています。
これは社会に出てからより強く感じるようになりました。
学生を卒業するまでの間って、他人(一般人)が書いた文章を読む機会がそんなにないんだよね。あったとしても、必然的にちゃんとした文章力を持ち合わせている人が生存バイアス的に多くなりやすいです。教師や各種先生とかが良い例。
でも仕事し始めたら愕然としました。
「こんなに文章書けない人だらけなんだ…」って。
病気のように点[、]を打つおじさんとか都市伝説かと思ってたんだけど、そこらじゅうにうじゃうじゃいるからね。ビビった、本当に…。
読みにくい、文章は、とにかく、点が、多いです。
その他、
- 主語が述語に対応していない
- 文節を正しい順番で繋げられていない
- 尊敬語と謙譲語がめちゃくちゃ
みたいなケースは多いです。
もう一つ分かりやすいところで言うと、みなさんがいつも「ふざけんな◯ね」と思いながら読んでいるであろう量産型サイトのクソ記事も、文章としてはまともです。
- 「そもそも◯◯とは?」
- 「いかがでしたでしょうか?」
…みたいな記事ね。内容はともかく文自体は問題ない(ことが多い)良い例です。
「"書いている内容や構成" と "文章がまともであるか" は別」ということをまず知ってください。
もちろん「君は文才あるなぁ~」みたいな文脈のときの「文章力」はこの限りではないです。こっちは訓練や才能の領域なので違う話。
となれば、ちゃんとした文章を書けるようになるとどうなるかは火を見るよりも明らかですよね。
間違いなく社会生活での最強スキルとなります。いや「スキル」じゃないんだけど、周りにできる人がいなすぎてちゃんとした文章を書くだけで一目置かれるようになるんですよ、本当に。
もちろんビジネスやマーケティングの世界での文章力はもっと高い価値を持ちます。ネット上で著名な実力者は「1つだけスキル磨くとしたら何がいい?」という質問に対してみんな「文章力」と答えるくらいですから。
そして最後!
「ブログを書いていれば嫌でも文章力は鍛えられるよ」という話でした!(前置き長すぎ)
3.情報を入手するための新しい手段になる
ブログって情報をアウトプットするためにやるものだと思うじゃん?
違うんだよね。
結果的にとはいえ、ブログをやっているとなぜか新しい情報がどんどん舞い込んでくるようになるんですよ。
大きくは2つ。
1つめ、これはシンプル。
「読者さん・フォロワーさん達から情報を提供してもらえるようになる」です。
人は無条件に何かしてもらったとき、小さくても恩返しをしたくなってしまうもの。無料でもらった試供品を見て「せっかくだから買ってやるか!」となったこと、あるでしょ?
ブログによるアウトプットもこれと同じ。
良い情報を発信し続けていれば、必ずそれに応えてくれる人が現れます。
あなたの発信を見て、それに対する感謝の気持ちのようなものを持ってもらえるのって、とっても素敵ですよね。というか僕はシンプルに嬉しい。こっちが好きで勝手にやっているだけなのに反応してくれるなんて…!って思っちゃいます。
で、2つめ。
これはちょっと逆説的かもしれないんだけど、「情報の発信を続けようとすると自分自身が勝手にインプットするようになる」というもの。
なんかね、まわりの情報にすごく目が行くようになってアンテナが強くなる感じがあるんだよね。
これは別に「記事ネタ探さなきゃ…!」みたいなつまらない義務感とかから来るようなものではなくて、「自然とそうなる」が近いと思います。ほんとに。
うまく言語化できなくて悩ましいですけど、たぶん何かしらのアウトプットをしている人には共感してもらえるんじゃないかなーと思います。今まで神経がなかったところに新しく行き届いていくみたいな。そんな感じ。
「自分の好きな情報を発信するためにブログを始めたと思ったのに、知らないうちにさらにたくさんのことをインプットできていた」なんて幸せに思えませんか?良いサイクルだよね。
ブログはあなたにさらなるインプットを与えるというわけでした!
4.今を生き抜く二大技術「Web技術」と「マーケティング」に触れられる
ちょっと具体的な話に近づきますけど、ブログを始めるとなんか知らないうちに関わるようになるものが出てきます。
それが
- Webに関わる色々な技術
- 広告やマーケティングの分野
の2つ。
実際これらとブログは「密接な関係」どころかもう「それそのもの」くらいの勢いなので、ブログを始めた人が本職としてこれらの仕事に就くこともあれば、逆にこの分野で働いていた人がブログで大成するパターンも本当によくあります。
今この記事をお読みのみなさんはまだブログなんて始めていない方だと思うので
- 「Web技術ってプログラミングとかのこと?興味ねぇし」
- 「別にマーケティングがやりたくてブログ始めるわけじゃなくない…?」
などなど思っていると予想しますが、それでいいと思います。
食指が動かないものに無理に傾倒しようとする必要はないし(私見)、必要性を感じないなら他のことに注力する選択肢だって賢いです。
でも、もし未来でこれらに興味を持つことがあったら 儲けもん です。
できることの幅が一気に広がるので世界が変わります。僕は広告やマーケティングなんて数年前までは1ミリも興味ありませんでしたけど、今じゃ本業でエンジニアやりつつ「売り方とか考えるチーム」にも所属しているくらいです。(好き放題口挟んでるだけだけどね…w)
何が好きで何が楽しいのか。それは人それぞれ自由だとは思うけど、ブログをやることでその選択肢が広がる可能性があるのなら、そんなに素晴らしいことはないと思いませんか?
5.楽しい。楽しいのだ。
最後ダメ押し。笑
楽しいんです。
もともと僕はブログを始めた理由なんか特にはありませんでした。
文章を書くのは好きだったけど、なんで「ブログ」だったのかは今でもよく覚えていない。まあたぶんアウトプットできればなんでもよかったんだと思います。もちろんブログで収益化ができるなんてことは一切知らなかったです。
ブログやプラットフォーム自体は色々経験してきていて、過去には無料ブログで黒歴史を作ったりもした!!!!
結局どんなことであれ自分が楽しくないと続かないので、もしブログを始めようか迷っている方がいるなら「今自分がワクワクしているか?」で考えてみてください。
「お金稼げるって聞いたしやりたい!」
みたいな動機の場合、止めはしませんけど99.9%続かないです。賭けてもいい。
でももし、
- 自分からアウトプットすることが好きだ!
- 誰かに自分の作ったものを見てもらいたい、読んでもらいたい!
- 文章を書くのが好き!
- ブログが色んな世界に繋がっているのがワクワクする!
のような気持ちがあるのなら、あなたは今すぐブログを始めるべきです。
「今さら遅くない…?」とかそういうの要らないから。
今始めたら明日始めるより早いんだよ。
おわりに
実際にブログを始めようか迷っている方が読みに来てくれる想定で書いたつもりはないんですけど(ただブログの良いところを好きに書きたかっただけ)、もし本当に迷っている方がいるなら言っておきたい。
「なんでとりあえずやってみんの?」と。
だって、デメリットとかリスクとか(ほぼ)ないですよ?
今は ConoHa WING みたいなレンタルサーバーなら3ヶ月から月1,000円で始められてしかもドメインまで無料でついてくるわけだし。既にPCがあるなら追加の出費はゼロみたいなもんです。
もし手間や労力が無駄になるのが怖いということなら、ブログを今すぐに始めなくていいので代わりに僕のブログをくまなく読んでいってねー!(最低)
備忘録としてBloggerを利用してます。
レンタルサーバーはやっぱりメリットありますか?
Bloggerは実運用したことないのでちゃんとした比較は申し上げられないですが、やっぱり自由度は違うと思います。
ただしこれは「レンタルサーバーとの比較」というより「WordPressかどうか」ですね。
WordPressというのはレンタルサーバーにインストールして使う世界で最もポピュラーなブログソフトウェアのことで、世界の3割~4割近くのサイトがこれを使っていると言われています。
しかし僅かとはいえサーバー代とドメイン代はかかるので、本当に備忘録目的なら無理に使わなくもいいかも?とは思います。
この必要経費の話が、記事末尾に書いた ConoHa WING というやつの話です。ありえんくらい安いのに高品質なので今たぶん一番人気です。