この記事は、他でもない「Sound Horizon(サンホラ)にハマる直前だった自分自身」へ向けて書いています。いや、でも、まだサンホラを知らない人、全員読め。
あなたがサンホラという沼に足を取られていく一連のプロセスを僕がお手伝いするのが今回の内容。さながら「泥沼コンサルタント」といったところだろうか(意味不明)
お前誰なの?
Märchen von Friedhof(メルヒェン・フォン・フリートホーフ)ではない。
…想定読者はサンホラ知らない人なのにネタ全開でいくのもアレなので真面目にやります。
Sound Horizonという存在、もしくはRevo、もしくはRevoが作る音楽が好きな人です。普通に言うとファン。ちなみにサンホラのファンのことは「ローラン」と呼ぶのが常です。テストに出るので覚えておきましょう。
ちなみにホストのローランド氏のファンは「ローランダー」というらしいですが、1ミリも関係ありません。
僕がサンホラをどれくらい好きなのか、なぜ好きになったのかなどは今回は置いておいて、とにかくサンホラが好きな人をもっと増やしたい、共感できる相手を増やしたい、サンホラ周りを盛り上げたい人であるということだけ分かってもらえれば嬉しい!
サンホラを名前だけ知っているレベルの方なら察するところでしょうが、この音楽ジャンルは勧めるのが非常に難しいんですよ。クセがあるどころの騒ぎじゃないので。
だから僕は少しでも布教活動をしたい。
せっかくこういうブログもあるので色々発信したいんですよね。まだ全然記事数ないけど(その理由は全然公式の動きがないからなんだけど…!)。
サンホラ関係のブログさんは多いですが、みなさんやっぱり考察やら感想やらがメインなので、ここは「僕が布教活動を頑張んなきゃ…!」みたいに思ったところはあります。もちろん僕なんかなんにもしていないに近い方で、もっと素晴らしい布教をされている方はたくさんいらっしゃいますけども。
ちなみに「なんで布教活動をする必要があるのか」は、あなたもローランになれば分かります。これは言葉では通じない心情があるんです。面倒くさいだけ
結局サンホラってなんなの?
この「サンホラって結局なんなの?」に対する回答はとっっっっても難しいので、これだけでいつか1本記事にしてみたいと思っています。もちろん明確な回答は用意できないんだけど、その「用意できなさ」みたいな もがいている部分 を見てもらえれば伝わるものもあるのかなと(白目
詳しくはWikipediaなりを読んでもらえれば概要は問題なく理解できると思います。
しかし一番肝心な部分であるサンホラのまわりは一体どういう世界観なのか?という部分はほぼ伝わらないと思います。そこについて、遠くない未来でまたまとめてみますのでお待ちください。
サンホラを好きになるとどんな良いことがあるの?
これは決まっているッッッ!!
幸せになります。
間違いない、うん。
これまで得られることのなかった幸せな音楽体験があなたを待っています。絶対に今までの人生で聴いたどの種の音楽でもない感動があります、マジで。もう本当に語彙力ないんだけど、サンホラだけは無理。伝えられない。辛い。
自分から音楽を抜いたらなにも残らない人生だっていうくらい音楽と関わってきたこれまででしたが、今では「サンホラという音楽」を知らない世界は想像できないし、考えたくもない。
なんでRevoの作る音楽ってあんなに心をえぐってくるんだろう…。本当に魔術の類かと思うような全ての人間を引きずり込んでいく音楽づくりなんだよね。欲しいところにダイレクトに来るっていうか、満たして欲しいところを全部溢れさせてくるっていうか、なんなのかね、あの感じ…。
しかもそれはあくまで「聴覚」だけに限った話で、実際にはここに「ストーリーコンサート」という、いわゆるミュージカルのハイパーバージョンみたいなものも相まって、普通に泣きます。立つ鳥肌が足りないくらい。
この体験は絶対に他ではできない。だから僕らはもっと多くの人とその感動を共有したい、知らない人にも知ってほしい…。そういう流れです。
これだけ好きになってしまうと、彼が作る僅かなものにでも異常に反応してしまうファンの気持ちが少しは理解していただけます?笑
需要に対してあまりにも供給が枯渇しすぎているので、それこそ僕らは麻薬中毒患者のような状態を常日頃味わうことに…(これ全然メリットじゃねえな
なぜ「ファンになるか迷う」という過程があるのか考えてみる
意外と重要なところだと思っています。
今回の「サンホラのファンになろうか迷っている/サンホラを聴き始めようか迷っているあなたへ」という記事タイトルからも分かると思うんですが、気にはなっているけど真面目に聴こうとまでは思えていないという人が結構な人数いるんじゃないかと思ってるんですよね。
今こう思ってませんか?
「『すごい良い』って言っている人が多いから気になるんだけど、いかんせん変な雰囲気だからなんか気後れする」
と。
これは否定できない。笑
例えば、僕らローランが困る質問の代表例が「好きなアーティストは?」です。
この回答を口にするまでには色んな葛藤がある。
すかさず「サンホラ」と言いかけるが、いや待てよ、相手が知らないときの対応は面倒だ。そもそも「それなに?」って聞かれたらなんて教えるのがベスト?自分たちですら説明すんの大変なのにこんな会話で紹介できないし…。でもまあ布教のチャンスかも?しかしそんな変なものを好きって知られるとなんか微妙な空気になる気もするし無難なアーティストにしておくべきか?…いやいやそんなことをするのはやっぱりプライドに差し障るな。第一サンホラを好きなら好きって言ってなにがまずいんだ。他人にどう思われようと別にどうでm(以下略 |
世間一般的には最も当たり障りのない質問をしようと気遣ってくれてこうなっているのに、受けているこちら側は死ぬほど回答に困るという珍事。幾度となく体験した。
僕の場合だと今まで特に答えるものがなかったので、サンホラを好きになれたことをすごく喜んだんです。しかしそれも束の間、実は全然質問の答えには使いにくいっていうオチ。
真面目な話、サンホラ界隈はネットでの交流が一際盛んなのはこういう背景があるからだと思います。万人受けしないからリアルで布教活動が難しい=近くにローランがいないというのも相まって余計助長させてます。
しかしそんなことは気にしなくていい。
自分が得たい感動、楽しみたい音楽に見てくれもへったくれもありません。気になっているなら聴いてみてください。
というか今すぐ聴かないと、生まれてきたその人生、9割もったいないですよ?
じゃあ何から始めればいい?
「ふーん。話はだいたい分かったよ。じゃあ試しに何曲か聴いてやるから、おすすめ教えてくんない?」
こう思っている方がいたら僕としてはしめたもんだ!
ここに対する回答を考える企画は以前にやっていて、下記記事で詳しく書いているんです。
しかしここで解説しているのはあくまで「どの曲から聴けばいいか」という観点だけ。
サンホラは単なる音楽提供者に留まらない存在なので、たった数曲を聴き始めるだけでは全然もったいないと思います。が、この時点ではそれでいいと思っています。
なぜなら「これらを入り口にしてハマる人は、その後は放っておいても勝手にローランになっていく」からです。笑
上記記事で最終的に「一番初めに聴くべき1曲」を紹介しているんですが、それは音楽的な評価だけではなくてサンホラの要素全体を俯瞰した上でも最高と思える選択なはずなんです。
で、きっとそれを聴いて気になった人はPVを見て、ストーリーが気になって、考察が気になって、ライブが気になって、他の地平線(アルバムのこと)が気になって…と順調に沼にハマっていくはずです。
逆にここで次の一歩が自然に出なかった人は将来的にもサンホラにハマる運命ではなかった人であるのではと思っています。それくらい魅力ある1曲をチョイスしたつもり。既存ローランの方には異議申し立てられまくる気もしないでもないですが…。笑
そんなわけで、クソみたいな記事でしたがこれによって1人でも興味を持ってくれたら僕としては大成功です。ありがとうございました。
おわりに
文字が多いだけで実はなにも伝えていないという叙述トリックでした。ただの無能
しかし音楽はもちろん、サンホラなんて特に総合芸術のようなものなのに、それに対して僕がいかに理屈頭でサンホラを理解しているかは分かってもらえたと思います。笑
随分昔の話だけど、「なんでRevoの音楽をこんなに好きになってしまうのか」を理屈で書こうとしたさらにクソみたいな記事もありました。読まなくていいです。。
でも、だからこそより多くの人にサンホラを勧められる説明もできるんじゃないのかなー…とかちょびっとだけ思ってます。ほんとにちょっぴり。
もちろん、「マジで死ぬほど良いから!絶対聴いて?後悔させないから!!!」みたいな感情論全フリでプレゼンしてもいいんだけど、それはリアルで顔を合わせているわけでもないのでやっていないんだと思います。せっかく文字を使えるブログだしっていうのもありますけど。
想定した読者さんが読んでくれているのかは甚だ疑問ですが、もしくはそうでない方が読んだ場合でもサンホラにちょっとでも興味を持ってもらえたらマジで嬉しいです。よろしくです。
ありがとうございました!