今回は僕のブログとしては珍しく、遊んだレビューでもなければ考察をするでもなく、「単に昔遊んでたゲームが面白すぎてヤバいと再認識したから紹介したい」です。
その名も「ディアボロの大冒険」。
ジョジョは好きでもこのゲームは知らないという人はまだまだたくさんいるはずなので、期待して読んでください~~~
なにそれ?
いわゆる「同人ゲーム」です。
パソコン(Windows)で遊べる無料のフリーソフトで、特殊な環境はなにも必要ありません。ダウンロードしたらすぐ遊べます。
公式の配布はとっくのとう(2008年)に終了していて、現在は正規の入手ルートはないようです。一応見つけましたが、あまりいいことではないかも…。
※もちろん僕がアップロードしたものではないです
ゲームのジャンルは「ローグライク」、つまり不思議のダンジョンシリーズです。この時点で最高ッッッ!
僕はゲームの開発はからっきしですが、素人目線でも不思議のダンジョンってシステム的にめちゃめちゃ難しそうなのは容易に想像がつきます。シレンシリーズをはじめローグライクは大ファンですが、開発者たちもいつも「難易度調整は発売ギリギリまでやってた」とか言ってます。※「風来のシレン2 公式パーフェクトガイド」の「四方山話」より
とにかく、超高品質なプロクオリティのローグライクゲームが無料で遊べる、しかもジョジョファン仕様ということだけ分かってもらえればOK!
ディアボロが主人公とはいえ、別に5部の世界しか描かれないわけではなく、むしろジョジョに関するあらゆるネタ(ときにはジョジョ以外まで)がふんだんに盛り込まれています。
すんごい細かいネタがいっぱいあるので、ファンである人ほど楽しめるのは間違いない。ジョジョファンは多いのに同人ゲームってことで知名度はまだまだ低いはずなので、ぜひ多くの人に知ってもらいたい!
実は実際に遊んでいたのは10年以上前で存在すら忘れていたレベルでした。ひょんなことから思い出して「うおおお!」ってなり、色々調べていたら想像以上に興奮してしまって今回記事にしたという経緯です。
というわけで細かいところは忘れていたり間違ったこと言ったりしてるかもです。時間あったらまた遊びたい。とても。
…。
実はこの記事を書くのそっちのけで少し遊んでた(小声)
このゲームの素晴らしいところ
まずこのゲームのポジション、コンセプトが秀逸です。
ゲームを始めるとゴールド・エクスペリエンス・レクイエムのラストシーンの描写から始まります。
このあとディアボロは永遠に死に続ける、いや死にすら到達できない運命に陥るわけですが、この「∞に死に続ける」というストーリー展開と不思議のダンジョンシリーズのコンセプトがかかっているわけです。燃えません?笑
僕も10年ぶり以上にこれを見ましたが、ドット絵でちゃんと見下ろし視点で表現されていてすげえポイント高い。
動画で見たい方は下記YouTubeがナイスな編集でおすすめ。
熱心なファンなら気付くと思いますが、上の動画で編集に使われている声優とBGMはPS2で発売された5部のゲーム「黄金の旋風」のもの。
↑値段超高くてびっくりした。一部のファンが好きなくらいかと思っていたら、けっこうな人気でプレミアみたいになってるのね…。
僕はこのゲームの声優さんもサントラもかなり好きだったのですげえ良い。ジョルノは朴璐美さんが一番好き。
BGMの話が出たので。
このゲームの最も特徴的な部分だと言ってよいのが「スタンドの装備」というシステム。
アイテムとして落ちている「ディスク」を拾うと、それを装備して該当するスタンドの能力を使えるようになります。そう、言わずもがなプッチ神父のスタンド能力「Disc」から来てます。
でね、でね。
このディスクを装備すると、そのスタンドの元ネタであるアーティストの曲にBGMが変わるのよ!やばくない!?
僕は子供の頃にこのゲームをプレイしていたんですが、おかげで洋楽にめっちゃ詳しくなれたんですよ。おかげでイタい洋楽かぶれの時代を数年過ごすことになったけど
ちなみに音源はWindowsの初期MIDI再生音源である「Microsoft GS Wavetable SW Synth」のサウンドで作られたもの。海外サイトから丸コピしてきたものらしく、著作権的には余裕のスリーアウトです。
ディスク装備以外のシーンでもこのシステムはあります。
モンスターハウスではDeep PurpleのHighway Starが流れたり…。
自分のホームとなる「ヴェネチアホテル」では、Eaglesの「Hotel California」が流れたり。国違うけど。笑
あとはタイトルではキンクリの代表曲「In the Court of the Crimson King」、死んだときは「Epitaph」などなど。
マジで楽しい。これって同人ゲームでしかできないこと。インディーズゲームでも無理です。
しかし「この曲好きだからこっちのディスクを装備したい」みたいになっちゃって、ゲーム的にはやや困ることも。笑
※BGMの再生はOFFにできる
という感じで、「ジョジョの世界設定とゲームのシステムがとにかく上手くリンクしまくっている」という最高のゲームなんですよ。
ほら、プレイしたくなってきたでしょ?
ゲーマーなら普通にハマる
単なるファンゲームに留まりません。
不思議のダンジョンはその高い難易度と永遠に楽しめるゲーム性が魅力ですが、それはこのディアボロの大冒険でも健在です。
僕ももうよく覚えてないんですが、いわゆる「クリア後ダンジョン」も豊富で、難易度は青天井という感じです。もちろん「もっと不思議のダンジョン」もあります。
しかも今回初めて知ったんですが、当初の開発者の手からはもう離れて、今は別の有志によって開発が続いているそう!
本家開発(ver.0.13)までとそれ以降は、現在は明確に区別されているというのが現状のようです。本家は今の状態をあんまり快く思ってないみたいだけど…、しょうがないね。
不思議のダンジョンが好きな人は絶対楽しいのは間違いないし、なんとなく敬遠していた人も自分の好きなメディアコンテンツ(ジョジョ)がメインならやってみたくなりませんか?おすすめ。
ただいかんせん知名度がまだまだなので(本開発は10年以上前に止まってるけど)、コミュニティがあまり広くないのはデメリットかも。もっと色んな人と楽しめたり、もしくはネット通信なんて実装されちゃったりしたらどうしよう!?(誰か作って)
おわりに
フリーのPCゲームでここまでハマったのは後にも先にもこれだけでした。
そりゃもちろん、このクオリティならハマるのも当たり前って感じです。時間忘れて遊んじゃった記憶が懐かしいなあ。
こういう掘り出し物、これからも見つけていきたい。
短いですがおわりっ!
これで、みんなが言う ディアボロの大冒険を知れて
良かったです。これからもやってください。
ありがとうございます!
ダウンロードもギリできる状態なのでぜひ遊んでみてください笑
稀にウイルスが入っている危険な物もあると
聞くのですが、このサイトに掲載されている
ものは大丈夫なものでしょうか?
少なくとも僕が遊んでいて問題はないので大丈夫だと思いますよ。
不安で自分で解決できる自信がない場合はインターネット上のものには手を出さないのが正解でしょう。
今は安全なダウンロードはないんですかね?
(ちゃんとした正規のダウンロード先は)ないと思います。
※推奨するわけではないですが、リンク先は普通に安全です
ディアボロの大冒険のファイル自体は何も危なくは無いのですが、ダウンロードしたディアボロの大冒険のファイルを解凍する為のWinZIPというソフトは迷惑ソフトなので解凍だけしてすぐにコントロールパネルから削除するのをおすすめします。
何の話か正直全然覚えがないのですが、なんか余計なものが一緒についてくるんでしたっけ…?