僕は の記事で「肩こり改善のために買っていい枕は3つだけ、それ以外は買うな」と強く言っていますが、そのうちの1つ、モットンという枕だけは残りの2つとかなり区別して紹介しています。
ちなみに他の2つは
という枕。
これら3つは「肩こり(首こり)を改善する効果が本当に高いもの」として選びぬいたものなんですが、上記2つ(TOP2)は肩こり改善と快眠できる寝心地を素晴らしく両立しているのに対して、モットンは「肩こり改善へのみ実力主義一本道!」という大きな性質の違いがあるんです。
- じゃあなんでTOP3にモットンが入っているのか?
- むしろモットンをおすすめしたいケースはどんなときか?
のような観点で、モットンと他のTOP2枕との比較をしていってみましょう。これだけバッチリ比較すればだいぶ選びやすくなるはずです。
ちなみにTOP2の2つで迷っている方には別の徹底比較記事がありますのでそちらをどうぞ。
もちろんこの3つの枕含め、当ブログ内で紹介している枕は全て自分で購入して長く使っています!
おさらい:モットンの特徴
まずはモットンがどういう枕なのかを、今回比較するポイントをベースにしながら振り返ってみます。
公式サイトの商品説明もかなり綺麗にまとまっているので、まだの方はぜひチェックを!
モットンの公式サイト
肩こりのために生まれた高反発枕
モットンは肩こり解消のことを最優先にして作られた枕だと言っていいです。
広告でも元中日ドラゴンズの山本昌さんが大々的に推しているように、プロスポーツ選手ですら身体の維持に愛用しているというのだからその効果は確かなものがあると思われます(これは僕もそう思ってます)。
ポイントはやっぱり高反発枕であるというところ。
今どき「これは高反発枕です!」と全面的にプロモーションしている枕は珍しく感じます。これはつまり「反発が硬い=寝心地が良くない」と思われると困るメーカーが増えた」ことに起因していると思いますが、逆を言うとモットンは寝心地のデメリットは理解してなお肩こり改善に対して本気であると言えるでしょう。
それに反して、低反発枕は沈み込みによって高さが減ったり首を支えきれないことが起因して結局「肩こりになりやすい」と考えられるようになりました。
僕は低反発枕をはじめ、羽毛枕など柔らかい系統のものはこのブログでも全くおすすめしていません。
そこで「しっかりとした反発力を持ってちゃんと頭・首を支えるものを作ろう!」となって生まれたのがモットンというわけです。
とにかく計算された形状、高さのままそれがしっかり維持されるので、首が想定しない位置や角度になったりせず、無駄な刺激を防ぎます。これがモットンの基本であり真髄です。
類まれな高さ調節機能がウリ
ここまでだとただの「硬い枕」ですが、モットンには他に追随を許さないレベルの高さ調節機能があります。
なんと別売の付属品などを一切使わずに50段階にもわたって高さの調整が可能。もう笑うレベルです。
高さの調節も色んなパターンがあって、
調節に使うシートもこのように数種類存在しています。まさに自分に合ったスタイルを家でじっくり探せるようにしたこの枕は快挙と言えるのでは。
他にも事実上の「無段階調節可能」な枕はいくつもありますが、そのほとんどは中材(ビーズやパイプなど)を自分で適量に調節するというものであり、だいぶ面倒くさい。それに比べたら現実的にもかなり優れた機能と言えます。
モットンの一番の人気の秘訣は間違いなくこの高さ調節の優秀さにあります。パッと見でも分かりやすい特徴ですしね!
モットンは常時90日間の全額返金保証キャンペーンをやっています。確実に枕の購入を成功させたいなら一番おすすめです。 |
他のおすすめ枕と比較したときに分かる「2つの理由」
しかしながら、僕は「モットンを勧めるならその前にまず他の枕を勧める」ようにしています。ここで言う「他の枕」とはもちろん
のことですが、「じゃあこの2つとモットンが大きく違うところは何なのか?」を2つの理由で説明します。
言わずもがなですが、これは僕の主観的な感想であって個人的な意見です。あくまでも「モットンを含む色々な枕を使ったことのある人が勝手に比較をしているもの」だと思って参考にしてみてください。
1.横向きへの対応力が低い
1つめ。
モットンは横向きで寝たときの寝心地は悪いというか「これ寝られないのでは…?」というレベルに感じました。
モットンは基本的に仰向けで寝ることを想定して作られた枕です。
これらの形状を見て分かる通り、リバーシブル仕様のどちら側であってもこの窪みに首をあてがって寝るような構図になります。
するとどうなるか。
「横向きになったときもその窪みにハマるように寝なければならない」ということになるんです。もしくはそのまま窪みを無視して左右端に移動すればいいんだけど、それも厳しい。
順番に説明しますね。
まず、この「窪みに制限されること」自体に2つの問題があります。
ひとつは自然な寝返りが阻害されるということ。
そもそも中央部分でしか寝られないということは、中央で仰向けで寝ている状態から自然に左右にコロコロ寝返ろうとしてもいちいち真ん中に姿勢を戻してこないといけないということになります。
これは相当大変。
いくら仰向けでの姿勢がバッチリで肩と首が楽とはいえ、人間の睡眠にとって非常に大切である寝返りが無意識的に、そして自然に行えないとなると身体が感じるストレスはけっこうなものです。
さらにそれに関連してふたつめ。
そもそも仰向けでの首の最適化状態と横向きでの首のリラックスできる位置、角度、姿勢は異なります。
ということは、仰向けで寝ているときのあの形状ではやはり横向きになったときは自然ではないということになるんです。
公式サイト上でも数少ない横向きの画像として上記のようなものがありますが、この状態では首が感じる違和感はかなり大きいと思います。実際に僕も体感していて、正直「えっ!?これで寝ろと!??」という感じでした。
例えばテクノジェルピローでは仰向けと横向き時のどちらのことも考えて形状設計がされているので、どの姿勢でもその場所にふさわしいフィット感が得られるようになっています。
首元の窪みが仇となってしまっていることがこの比較で分かりましたね。
ここからは僕がかなり個人的に感じた意見なので別枠で囲っておきます。
「横向きのときでも中央部分でしか寝られない」という部分に関しての追記です。
僕は「身体は仰向けにしながら首だけ左右に倒す」ような「仰向け+横向きのハイブリッドな寝方」をするので、中央の窪みを中心にして少しだけ頭が左右へ外れるような状態になります。
モットンを使い始めた一番最初から思っていたんですが、そうなると横向きになったときにその反発力の強さで真上に戻されるような感じになるんですよね。だるまが起き上がるような、勝手に戻されるようなそんな感じがして、首の座りが悪くて全然横を向けない。
僕はリバーシブル仕様の低い方を好んで使っていたんですけど、高い方で使うとこの現象はより顕著でした。ゴツゴツしていて寝心地も悪かったです。
まとめると、
仰向けで完璧なセッティングを求めるあまり、横向きで寝るときの想定バリエーションはかなり少なめ
という風になり、わりとどっちつかずな状態になってしまっていると感じます。
仰向けで寝ているときの姿勢を最優先にしてしまったためにこのようなことになってしまったのかと思うと、本当に惜しい…!
ここに関連しつつ、2つめの理由に続きます。
2.「肩こり改善」に本気すぎて「寝心地や気持ち良さ」は捨てぎみ
今回の本題とも言える部分。
僕が考えるベストな枕は「寝心地も気持ち良くて快眠・熟睡できるのに、肩こりや首こりもバッチリ解消できる能力を持っているもの」です。これはみなさんも同じですよね?
前段で分かる通り、モットンは寝心地において今一歩及ばず、というところ。
そもそもこの両立は普通は有り得ません。「気持ち良いのにしっかりと首もサポートしてくれる」なんていう夢のような枕があるとは思えないですからね。矛盾しているようにさえ思えます。
でもね、あるんですよ。
この極限的な両立をこなしてしまっているのが、僕がおすすめしている枕のTOP2
というわけなんです。
まさに散財しまくってようやく見つけた最後のツートップ感があり、僕にとっては救世主でしかない。
「寝心地と肩こり解消の両立」について詳しく読んでみたい!という方は、冒頭でも紹介したこの2つの枕の徹底比較記事がおすすめです。
で、話は戻ってもうちょっとだけ続き。
さっきは「横向きで寝るときの不都合」に関して多く書いたのでそこがメインと思われているかと思うんですが、実はそれは仰向け時での寝心地も含んています。
話は単純。
モットンは高反発枕であるがゆえ、当然仰向けで寝ているときもその硬さを感じることになるというもの。
「かたい」にも色々あって、もちろんモットンの硬さは石のような硬さなどではなく頭を乗っけても痛みなんか当然ないし確かに気持ちの良いものだけど、テクノジェルピローのフィット感やスリープマージピローのモチモチ弾力性には敵いません。
あくまでも「あー、首をしっかり支えてくれるための反発力だな」という感じで、ずっとそこに頭を乗せていたくなる寝心地や気持ち良さなどが優先されていないのはすぐに分かると思います。
けっこうモットンをズタボロに言っている感じになってしまっていますが、モットン自体は素晴らしい枕であることは間違いなく伝えておきたいです。
比較しているテクノジェルピローとスリープマージピローが高次元すぎるだけで、モットン自体のレベルも枕界ではピカイチなはずです。
熱心なファンも多くて、活発な商品改良などメーカーの姿勢も素敵ですよ。
特に肩こりを解消する能力やスキルでいったらモットンの直線的な実力に適う枕はないかも。
と、いうわけで、「わざわざ僕がTOP3に入れてまでモットンを勧めたいときはどんなときなの?」に迫ります!
モットンを一番におすすめしたい人はこういうタイプ!
メリットはデメリットの裏返しなので大方察しがついていると思いますが、特にモットンからおすすめしたいケースについて紹介します。
3パターンです。
1.枕の購入で一番不安なのが「高さ」の人
枕の購入で最も不安なのはこれ。
間違いなく「その高さが自分に合うかどうか自信がない」というところじゃないですか?
分かります分かります。「高さが合わなかったらどうしよう…」と思った日にはそれこそその夜がまず寝られなくなるもんね。笑
しかしモットンなら問題なーし!!!
50段階も高さ調節が可能なので、自分に合わないということはまずないです。調節幅は3cm~11cmで、実際には一番高い状態の高い方で12cmくらいまでいけます。
この幅で高さが合わないということはあなたが普通の人間なら100%ないはずなので、高さに関する心配は一切しなくていいと言えます。
他のどんな枕の特徴より、「とにかく高さが気になって何もできない」という方には僕は必ずモットンをおすすめします。
さらに有用なことをお伝えしておきましょう。
モットンの購入によって自分の適正な高さが分かったら、より快適な寝心地を求めてその高さに合わせたテクノジェルピローやスリープマージピローを買うこともできるんです。
ちょっとお金はかかるものの、これほど確実な枕選びはこの世に存在しないとさえ言えるでしょう。もちろんモットンの時点で十分な満足が得られたら新しいものを買う必要なんてないですしね!
モットンはネットで買える枕の中でもトップクラスに手厚い返金保証があります。
90日間もお試し期間があり(全員対象)、そのあとに所定の手続きをすれば商品代金は本当に全額返ってきます。
これもうまく利用すれば確実に安心な枕選びができるでしょう!!
2.仰向けがメインの人
これも当然ですよね。
まあそもそも上で書いた横向きに関する色々な内容が全ての方に当てはまるわけでもないし、仰向けがメインの方ならこれ以上ピッタリな枕はないとさえ思います。
僕はかなり横向きに寝るのが好きな人なので(特に就寝の後半)、寝始めは良くても中盤から満足度が微妙になっていきました。
しかしずっと仰向けで寝る人というのは案外多いものです。モットンの人気がそれを裏付けているでしょう。
それと、記事の前半では色々書いてしまいましたが、適切な首の姿勢が保たれていれば身体が寝返りを必要としなくなるというのはかなりあります。
「少ししか横向きにならない」という方は十分に検討の対象になるでしょう。
「寝相が悪い」と自覚がある方はくれぐれも慎重に。笑
3.寝心地とかどうでもいいからとにかく肩こりをなんとかしたい人
最後はヤケクソ。笑
僕が書いたデメリットは、言ってしまえば「寝心地に関する部分だけ」です。
ということは「それを気にしない人はもう問答無用で買っていいんじゃないの?」となるんですな(投げやり)
ただし注意したいのは、あなたが気持ち的に「モットンでいいよ」と思っていても身体が勝手に寝返りを希望したりした結果「ちゃんと仰向けが維持されない」などがあると効果は薄くなります。
自分の就寝スタイルをよく知っておく必要は、やっぱりありますね!
おわりに
けっこうズバズバと書いた、と思います。
しかし前述したようにモットンはメーカーが本当に素晴らしくて、商品も本当に良いものを作ろうとしていることが窺えるだけに、ちょっと今回のように書くのはためらわれました。
でも後半に書いた「おすすめパターン」のように、間違いなく最初にモットンを買った方がいいケースというのは必ずあるので、そういう方はぜひ有効利用しましょう。テクノジェルピローとスリープマージピローよりも値段も安いです。
高級枕の中でも比較的値段は安め!(ちなみに同時に2つ買うと5,000円引きされるので、ご夫婦でもおすすめ!) 90日間の全額返金保証もお忘れなく!
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あと最後にもう一度だけ!
TOP2の2つで迷っている方はぜひこちらの徹底比較記事をどうぞ!!
それでは今回は以上!
ありがとうございました。