しょっちゅう更新しています
この記事はかなり頻繁に追記/リライトしています。新しく発見した素晴らしいソフトやコメント頂いたものを実際に使ってみる→追記!などがメインですが、たまに不要と思われるものを消したりもしています。[2023/03/15] 現在の紹介数は 43個 です。
Windows の醍醐味はなんといっても「本当に多様で自由自在なカスタマイズが可能」なところ。そしてそれらを実現してくれる数多のフリーソフトに魅力がいっぱいです。
便利で高機能なソフトが無料で至るところに転がっており、それを自由に使っていい。なんて素晴らしいことでしょう!
というわけで、Windows で使えるフリーソフトに限定して便利なツールたちをご紹介。僕がこれまでの長い Windows 生活の中で出会ってきた選りすぐりだけを厳選して載せています。どれも長い間使っているものなので、安心してインストールしてください。
今回は大きく3本立て。
- 基本ソフトウェア
普段から使うようなソフトを紹介しています。僕自身常用する基本ソフトは少なくしているので数もかなり少なめです。 - システム/ユーティリティ
今回のメインディッシュはここ。いわゆる「フリーソフト」な便利ツールをたくさん集めています。 - 画像/音声/動画
マルチメディア編集系のソフトなどなど。ライトユーザーさんもお世話になる機会が多いと思う。
何年も追記をし続けているので、この3つの区分はもはやあまり体を成していないかも。でも分類をなくすと無闇やたらに増えていくような感じになっちゃいそうでそのままにしています。ひとつひとつの紹介の価値は落としたくないので厳選のレベルは今後も下げません。
それでは始めましょう!順番に特に意味はありません。

読者の方からいただく大量のコメントもこの記事の価値を高めてくれています…! ぜひ最後までどうぞ。
基本ソフトウェア
ではまずはよく使うソフトから。
いわゆる「フリーソフト」ではないものが多いですが、「フリー(料金)なソフト」ではあるので今回の特集に入れています。
Vivaldi
https://vivaldi.com/ja/download/?platform=win
スタートを飾るのは、おそらく最も利用時間が長いと思われるインターネットブラウザから。
初めて見た人が多いと思いますが、ぶっちぎりで圧倒的におすすめ。

フリーソフト紹介記事で立派なブラウザアプリケーションが一発目というのもちょっと申し訳なく思いますが、これはマジで僕の生活を変えているものなのでぜひ紹介したいのです。
Chromium ベースのブラウザなので、レンダリングエンジンも内部の設定も Chrome と同じ、Chrome の拡張機能にも完全互換で対応しています。
では何が違うのかというと、メモリに優しくてとても軽く、設定項目が恐ろしく豊富だということ。ジェスチャーやスクショなども標準で備わっているし、キーボードショートカットも任意のものをたくさんの操作に割り当てられる。これを神と呼ぶ。
Chrome でできることは(ほぼ)全てできるので、正直言ってこちらを使わない理由は全くないくらいなのだけど、いかんせん知名度がまだまだ低いので胡散臭さを感じている方も多い模様。超もったいないと思ってます。
自分自身がブロガー&ソフトウェアエンジニアということもあって、良いブラウザは文字通り生活を変えてくれました。僕は Vivaldi がなくなったら死ぬ。間違いない。
なにより、最も利用者が多い Chrome から全てを持ってシームレスに移行できるので乗り換えに際してとても敷居が低い点を推したい。そこのあなた、いい機会なのでぜひいかが?
気になる方は の記事をどうぞ。
このブログから Vivaldi のファンになってくれた方がかなり多いらしく、とても嬉しい!!
(Vivaldi の公式ブログで紹介されたり、Twitter の公式アカウントにもフォローいただいてます!)
「使ってみたい!」と思った方は、下記記事で僕の全ての Vivaldi 設定も公開しているのでこちらもぜひどうぞ。
それとまだ Chrome しか使っていない人、もしくは Vivaldi 移行後の方でも、下記の拡張機能紹介記事もとってもおすすめ。
eM Client
この記事は何年も丹精込めてメンテナンスを続けているのですが、メールクライアントソフトだけは一回も紹介したことがありませんでした。読者の方からも何度も「みるみさんのおすすめメールソフトはなんですか?」と質問を頂いていたのに僕もちゃんとした返事をすることができず…という時代が続いていたわけです。
なんでそうなっていたのか、どういう経緯でこの eM Client というソフトを気に入ることになったのかの経緯は別の記事を書いてあるのでそちらに譲ります。
もう考えうる限り最高のメールクライアントソフトで、数年にわたり僕も悶々としていたメールやカレンダーの諸問題を一層できたので最高に気持ちがよかったです。これは本当に素晴らしいソフトウェア。
ざっくり特徴だけ書くと、
- すべての操作に任意のショートカットキーを振れる
- ビューやボタン類などの表示/非表示の設定の自由度が高い
- 見やすくモダンで満足度の高いインターフェース
という感じ。そのほかのメールクライアントとの比較的なやつもさっきの記事で書いてあるのでご興味あればどうぞ。

これが基本画面(もちろん僕のカスタマイズ後の状態です)。自動テーマ遷移もあるのでダークモードもバッチリです。
…あ、ここまで書いて完全無料ソフトではないことを思い出しましたw
これ「フリーソフトおすすめ記事」なのに…。
でも安心してください。メールアカウント 2 つまでならフリー版でほぼ全ての方は満足できるはず。僕は 3 つ以上併用しているのでライセンスを買っています。ライセンスはいずれも買い切り型なのでサブスクが嫌いな方もそこはご安心を。
ちなみに Microsoft Store 版もありますが、激しくおすすめしません。ライセンスの共通化ができないらしく、一次サポート先もあやふやな状態なようで危険度が高いです。そもそもストアアプリは不具合のバーゲンセールなので普段から選択肢に入れないことをおすすめします。
Avast Antivirus
https://www.avast.co.jp/index#pc
フリーのアンチウイルスソフトとして有名。たぶん既に使っている人も多いと思われます。
にも関わらず今回わざわざここで紹介しているのには、僕が今までウイルス対策ソフトの選択についてかなり悩んできたっていう歴史が理由としてあります。
PC で様々な作業をする人にとってウイルス対策ソフトの選定は非常に奥が深くてやっかいな問題です。「なにかがうまくいかないときはまずウイルス対策ソフトを止めろ」と言われるくらいどこにどんな風に余計な問題が絡んでくるか分からない存在で、しかも PC の動作自体をデフォルトでかなり阻害してきます。
と同時に安全性が担保されていなければ全く意味がないどころかマイナスでしかないので、入念な実験と観察が必要。
その過程で僕は有料のもの含め、セキュリティソフトはかなり色んなものを使ってきました。
僕がこれまでに使ってきた有料ウイルス対策ソフトで特筆に値するのは ESETセキュリティソフト と PC Matic です。
前者はスーパースター的存在で、有料の選択を最初から決めているなら迷わずおすすめできます。後者は相当上級者用で、ホワイトリスト方式なのでセキュリティは最強だけどいかんせん扱いが難しいので普通の人にはおすすめできない、という感じです。詳しくは下記記事で。
結果、ずっと問題も不満もなく落ち着いて使えているのがこの「Avast Antivirus」で、たぶんこの先もずっとこれを使うと思います。

日本語化もしっかりしており、肝心のウイルスチェックや通知欄も見やすく使いやすい。ほとんどの人にはこれで申し分ないはず。
「お金を払った経験もあるのに今は無料版で怖くないの?」という質問には、「自分のコンピュータリテラシーである程度カバーできる部分があると思います」という回答を置いておきます。
Avast は無料版のままでもうるさいポップアップや非実用的な機能制限に見舞われないのが素晴らしい。そして軽いです。これからもよろしく。
追記 (2020/10/7) :新 PC への移行に際し、ついにサードパーティ製のウイルス対策ソフトは入れずに Windows セキュリティだけで対応するという選択をしました。これに関してはさっきもリンクしたセキュリティ対策ソフト比較の記事を参照してください。
とはいえ、Avast も「おすすめのフリーソフト集」という趣旨からは外れないので引き続き紹介は残します。
追記 (2021/4/4) :「ウイルス対策ソフトを導入すべきか?」についてよく質問をいただくので追記しておきます。
僕がお金を払ってまで PC のセキュリティに気を払ったのは仮想通貨にぞっこんになっていたことがあったからです。
このときはマイナー銘柄ばかりを漁ってて、1万円が230万円になる大興奮を味わったりした反面、マイニング PC が普通にマルウェアに感染したりしてたことが僕を動かしました。
ちなみに の記事タイトルでオチがバレてますが 230万 は全ツッパして 40万 の赤字になりましたw
なので、「普通の生活をしている分には無料ソフトが入っていればもう十分すぎるくらいだと思います」というのが僕の回答になります。
Google日本語入力
こういうのも入れてみます。
日本語入力システム(IME)というやつですね。
でも大切なのは変換や搭載辞書うんぬんではなくて、キー操作なんかのユーザビリティの方だと僕は思っています。しかしそうは言ってもこいつの予測変換の優秀さはやはり世界一のトップ企業であることを体現しているとは思う。正直ビビります。
そんな中 Windows 標準搭載の IME は、僕の三大死ぬほど嫌いなクソソフトにアサインされていて、他の2つは「Internet Explorer」と「iTunes」というラインナップ。
…待って全部「i」から始まるじゃん。これから「3i」なんて呼んじゃおうかな。いやでも「Microsoft IME」だけ微妙か…?うん、超どうでもいいね。
今まで僕はわりと ATOK 信者だったんですが、どうもおばかさんになってきたのが否めなくて、一瞬 Google に浮気したらもうダメでした。
決め手だったのは「一番気に入っていた ATOK のキー操作をなんと引き継げた」こと。これでもう ATOK を使う理由はなくなってしまったし、お金払ってたの馬鹿みたいだ。Google 恐ろしや。

Microsoft の IME しか触ったことがない人は、たぶんこのソフトは衝撃だと思います。最初数時間こそ慣れないと思うけど、その後の文字の打ちやすさは比じゃないでしょう。
このソフトを徹底的にカスタマイズするための足がかりになるような情報を にまとめておきました。ぜひ。
Visual Studio Code
https://code.visualstudio.com/
僕が常用している総合テキストエディタ。「テキストエディタどれが良いか論争」はソフトウェアエンジニアの間でよく(ネタ)炎上する地雷案件なので触れないでおきます。

「よくあるかっこいいプログラミング画面」の配色にできたり、文字色のパターン(シンタックスハイライトという)もたくさんある中から好きなものを選べます。目が疲れにくい背景黒系がおすすめ。
普通のテキストファイルはもちろん、あくまでもテキストエディタなので基本どんな言語のものでも編集できます。
メジャーな言語ならシンタックスハイライトにも自動対応、対応する拡張機能を入れれば自動補完(インテリジェンス)やコード整形、デバッグまでできます。ターミナルも好きなものをドッキングできるのでどんな開発環境にも対応できるのが特に良い。
恐ろしいほどに多機能でカスタマイズ性能が高い反面、IDE(統合開発環境)に比べるとソフトは色んな意味でかなり軽いです。これは本当に素晴らしいソフトウェアだと思ってます。Microsoft 所有ではあるけどオープンソースなのでこのクオリティがあるわけです。奴らが直接作ったらこんなすごいものは出てこないもの。
で、実は本業のプログラミングと副業のサイト制作以外にもブログの原稿を執筆するのにも使っているので、日頃めちゃめちゃお世話になっていることになります。VS Code のプレイ時間バトルがあったらたぶん県大会くらいは出られると思う。
追記 (2021/9/1) :実はこの記事のちょうどこのあたりで「統合メモアプリ」として OneNote を長らく紹介していたのですが、色々あって掲載をやめました。
そしてそのあとさらに紆余曲折あり、またしてもその「統合メモアプリ」というポジションでも覇権を取ったのが VS Code くんでした。
VS Code のプレイ時間バトル、今なら支部予選くらいまでいけるかもしれない。
FreeMind
https://ja.osdn.net/projects/freemind/
「マインドマップ」って聞いたことありますか?
考え事をするときに使うツール・考え方自体のことで、「ある物事の関連事物をひたすら書き出していく」っていう手法です。例えば以下。

手元にファイルがなんにもなくて即興で作ったので例がクソなのは本当に申し訳ありません…。
本当にブレストみたいに使いたいときは、僕はPCは使わずにアナログでやるって決めているので紙とペンを使います。では何に使うのかというと、「体系的に物事を整理しながら思考を進めたい」とき。
中心からバーっと 360° 広げて使うイメージではなくて、組織図みたいにトップダウンで書き進めていくイメージです(実際には左から右方向に進めることが多い)。
「自分の頭の中を可視化する」っていうのは想像以上に大切なことなので、騙されたと思ってやってみるといいですよ。ただし手段が目的にならないように。ツールはなんだっていいんです。お忘れなく。
マインドマップ以外にも物事を考える色んな手法などについてまとめています。ご興味あればどうぞ。
Mery
https://www.haijin-boys.com/wiki/index
メモ帳です。
これは僕にとって革新的なソフトでした。
なにがすごかったかというと、「超オーソドックスな単なるメモ帳という枠組みから離れることなく、便利であって欲しい点のみを与えてくれる」ところ。
VS Code をはじめとした多機能な各種テキストエディタの存在はもちろん知っていました。でもあえてメモ帳だけは Windows 標準のものを使い続けていたんですよね。
- クリックした瞬間に殺風景で気の利かない画面が出る(笑)
- なにも気にしなくていい
- 「単なるメモ帳であってほしい」という無意識的な願いを体現したかのような単なるメモ帳であること
などが理由です。「は?」って感じでしょうが、1,000人中お一人様くらいには同意いただけるかと…。笑
しかし、ほんとーーに細かいストレスがいくつかあったのも事実です。「せめてこれくらいはなんとかしろよ…!」みたいな。
で、満を持してメモ帳アプリ探しの旅へ。4個くらいインストールして試した結果、この Mery というソフトが圧勝でした。

もちろんこれは僕が設定して作った UI・配色なので初期状態とは違います。でももとのメモ帳に限りなく近いことが分かりますよね。
「メモ帳よりもちょっといいもの。メモ帳からステップアップ。そんなときに使ってもらえるエディタを目指しています。」という趣旨にもう一目惚れ。
間違いなく日々の生産性が上がりました。いやー、何事も試してみるもんですな。このソフトの導入は大成功と言えるでしょう。
システム/ユーティリティ
さて、お待ちかね便利ツールたち!
使い方にクセのあるものも多いので、「PC にあんまり詳しくない…」という方もこの作業効率UPをいい機会にして色々勉強してみるのはいかがでしょう?
インストール不要タイプのソフトならそれなりにコンプライアンスがまともな会社でもそのまま使えるので、作業効率 UP がそのまま自分への利益に繋がるかもしれませんよ。
KeySwap
これとこの次に書くソフトが僕の中でツートップ的な存在であり、Windows を使い続けていたい大きな要因になっています。ちなみに Mac では「Karabiner-Elements」という神ソフトが同じ種のものです。
これはその名の通り、あるキーと他のキー、ないしはショートカット的なものをスワップ(入れ替える)することができるソフト。

F1が空欄になっているのは「無効化」の意味。Windows 製品はF1で役に立たないヘルプが出てきやがるので封じている(ときによってこの設定は外すこともある、そしてその除外も自動化してます)。
これが超便利で、よく使用する電卓を使わないキーにセットしたり、半角/全角キーをDeleteにしたり(日本語入力ソフトによっては「変換」キーで切り替えられるので要らなくなる)、Caps LockをEnterとか、かゆいところに手が届く感がもうヤバい。
特にこの「左手側にDeleteとEnter」っていうの、使ってみると「ああ、なるほどね」ってにやりとすると思うから、ぜひやってみるといいです。これがない PC はもう触りたくありません。この辺の話は別の記事にまとめてみました。
次に紹介するソフトもあわせて絶対に使ってみてほしいです!
HotkeyP
https://sourceforge.net/projects/hotkeyp/files/
こちらは「特定のキーの組み合わせなどでキー操作以外のあらゆる操作を紐付けられる」というソフト。無限の可能性を感じるでしょう?笑

今はだいぶ最適化されてキーの登録数も少なくなりました。
こちらのメリットは「キーの複合が可能なこと」なので、たとえばInsertキーにAlt+F4とかっていうのも設定したりしています。もちろん上図のように「2つ以上のキーに対して特定の操作」ということもOKです。
詳細はこちら!
組み合わせ次第でかなりマニアックな使い方ができるというか、普通に考えてこれは最も拡張性が高い部類のソフトだと思います。
勘が良い方は
- 高精度タッチパッド
- 任意のジェスチャー
- カスタムショートカット
- HotkeyP
- スクリプトファイル
これらのワードを見ただけでいかに恐ろしいポテンシャルを秘めているかきっとご理解いただけるでしょう…。
(僕は今母艦機がノート PC じゃないのでタッチパッドをメインで使っていないですが、キーボードとリストレストを改造して外付けタッチパッドを埋め込む計画を画策中です)
→この辺に関して記事を書きました!
AutoHotKey
ずいぶん昔から知っていたソフトで、一瞬だけこの記事で紹介したりしたこともあったものの、自分としてはわざわざこれを使う意義を見いだせずいつもスタメン落ち…な感じでした。
一般的にはキー置換ソフトとして紹介されることが多く、この部分だけでいえばたしかに上で紹介している HotkeyP などと役割は被ってます。
しかし AutoHotKey の視点から見るとキーの単純な置換などは膨大な機能のうちのたった 1 つにしか過ぎない感じで、やれることの幅はかなり広いです。Android における Tasker くらいの屈強さがあるイメージ。特にアプリケーションを限定した上でホットキー追加などをできるのは現状で他に有力な選択肢はない気がします。

このソフトは少し変わっていて、アプリケーション独自の設定画面などは持っていません。「.ahk」という拡張子のファイルにスクリプトを書き、それを実行することで各インスタンスごとに設定が適用されていきます。
そんなわけでいまの僕のスタイルは「HotkeyP と AutoHotKey を併用」ということになっていて、できることのイメージやどう使い分けているかの細かい差の話などは別の記事にまとめました。
OS レベルでの 1 対 1 の完全キー置換は依然として KeySwap が最強なので、これはもう本当に大昔からいまに至るまで一度も使用をやめたことがないです!
そのほか色々組み合わせて最強のホットキー環境をつくっていくのだ。
かざぐるマウス
https://freesoft-100.com/review/kazagurumouse.php
追記 (2018/8/7) :Windows 10 では正式に全機能が対応していないので、本当に残念だけどこれからは少し下り坂な未来です…。だけど「目玉機能」のいくつかは、まだ使えているので僕は継続利用しています(ないと困るレベルなのは変わりないです)。
さらに追記 (2020/12/17) :上記のようなかざぐるマウスへの複雑な対応状態について、1つの記事に全てまとめました。数年越しのまとめ記事です。
かざぐるマウスを起点として他の多くの Windows カスタマイズにも触れる楽しい記事になりました。ぜひご一読ください。
このソフトは長年の相棒なのでずっとこのブログでイチオシとして書いていましたが、上記追記内容のような状況を鑑みて少しおすすめ度を下げました。
とはいっても、今回紹介する中で最も恩恵を受けていると感じるソフトのうちの1つなのは間違いありません。
マウス操作に関する「あったらいいな」を全て叶えてくれるツールというか、もう僕はないと無理なんだけど、とにかく便利。まじでやばいよ(語彙力

タスクバーに常駐するタイプのソフトなので、そこからいつでもこの設定画面が呼び出せる。
ちょっとここではスペースが足りないので、どんな機能が良いのかとか、使い方はどうなのとかは、別の記事でまとめてあります。
素晴らしいことにインストール不要のポータブル仕様なので、自分が触ることになるPCには全て導入できます。もちろん設定ファイルもエクスポートできますから安心してください。
とにかくこれは使うべし。本当に作業効率格段に上がりますから。
7+ Taskbar Tweaker
https://rammichael.com/7-taskbar-tweaker
かざぐるマウスが正式に Windows 10 をサポートしていない→特にタスクバーまわりの関連機能が効かなくなってしまったため、そこの埋め合わせ用に見つけたソフト。

「このソフトとかざぐるマウス」のように、同じ設定で競合しそうだなと思うものは、片方は触らないようにするのが基本です。意図しない動作を招きます。
かざぐるマウス時代に使えたタスクバー関連の制御は(たぶん)ほぼすべてサポートされていて、こちらオリジナルの機能もいくらか含まれている。
代用ソフトのような位置づけで紹介してしまっているけど、これ単体で十分素晴らしいソフトです。入れる価値あり。
こういう系のソフトを使ったことがない方は、「なにが良いのか分からないからめんどくさいしスルーしちゃう」ってパターンがかなり多いと思うんですけど、騙されたと思って一回使ってみるといいですよ。とりあえずさっきのかざぐるマウスの記事だけでもぜひ読んでみてくだされ。
追記 (2019/10/5) :この近辺の日付で実施された Windows アップデートのせいで、僕が一番使いたい機能である「タスクバー上でマウスホイールすることでウィンドウの最大化/最小化」が無効化されてしまったことが立て続けに2回あったんですが、なんとその2回とも翌日に 7+ Taskbar Tweaker は修正版をリリースしてくれました。神。
追記 (2022/8/23) :Windows 11 ではタスクバーに関する実装がごっそり変更となったため、いまのままでは 7+ Taskbar Tweaker もほとんどの機能が動作対象外です。
しかし作者は相当に手練れなのか、Windows 11 のプレビュー版が発表された直後にその実装を紐解きタスクバーの制御に半ば成功しているようでした。しかし多くの制約や仕様変更への追従の難しさなどから Windows 11 でサポートをするつもりはしばらくないとしています(新作の別ソフトの開発は微妙にほのめかされている)。詳しくはこちら。
難易度が高いですが Windhawk というものを使うとうまくカスタマイズできる可能性はあります。
Clibor
わりと有名なクリップボード履歴ソフト。
僕も昔から存在は知っており、何度か使ってはみたことがあったもののイマイチ有用性が分からず結局アンイストール、というのが続いていました。この記事の読者さんからも何度も「クリップボードソフトは使わないの?」と言われてたんですよね。笑
Windows 10 で標準でクリップボード履歴機能が実装されたことを知りなんとなく使い始めてみたのだけど、クリップボードの履歴の有り難さは前より分かったものの、相変わらず Micr◯soft の機能なので死ぬほど使いにくい。
というわけで満を持して今度はちゃんと使い始めてみたら「なんだよ便利じゃん」というわけです。はい、ただのアホです。

履歴表示数は現実的に使いそうな範囲で、かつサイズ的に邪魔にならない7つを設定。黒い感じや背景透過もイイ感じ。
見た目の自由度が思ったより高かったので作業視界を邪魔されないこと、トリガーとなるキー操作をかなり自由に設定できたのがグッドでした。結局こういうとこだよな、いつも気に入るの。
おかげさまで日々助かってます。「早く入れときゃ良かった」と久しぶりに思いました。
RelaxTools-Addin
https://software.opensquare.net/relaxtools/
Excel の機能を徹底的に超うまく組み合わせて、これでもかというほど使いやすい数々の新しい機能を提供してくれるアドイン。まさに細かい改善の集大成のようなソフトです。
Excel に組み込んで使われる「アドイン」という意味では単体で使えるフリーソフトとはやや立ち位置が異なりますが、それでもこれは紹介しないわけにはいきません。
機能の数は 371 個あると言われていて、まあ目から鱗が何百枚も流れ落ちるくらい便利なものがごまんとあるんですわ。
Excel を普段から使う人ほど、「うわー!!まさにこういうの一発でできる機能欲しかったんだよねー!!」の連続。ほんと驚愕しますよ。

上部に「Relax~」から始まるタブが色々見えると思いますが、これらが全部内蔵関数やマクロを利用したもので構成されています(不要なタブはもちろん非表示可能)。
その他僕がよく使っている機能などの解説は以下記事で。
ちなみに Microsoft 365 Personal(Office の個人サブスク版)は月900円くらいだし、1TBのオンラインストレージや Skype の毎月60分通話無料(通常の電話として使えるので通話代が実質 900 円内でほぼ無料になる)などなど、おまけが充実していて実はかなりお得です。
ちなみに僕が世界で一番嫌いなものは Excel です。
Flexible Renamer
https://so-zou.jp/software/tool/file/flexible-renamer/
これ作った人すごいと思いました。
自分で作った色んなルールのもと一括でファイル名を変更したりするツールなんだけど、今まで救われたシーンはかなりあります。
細かい説明しても伝わらないと思うので一回触ってみてほしいんですが、例えば
- 順番がバラバラになってしまった写真データを Exif から撮影日を抽出してファイル名にしてソートしたり
- 拡張子を一気に変えたり
- 頭の要らない番号だけ消したり記号だけ抜いたり
とか…。

例によって文字が小さいのは僕だけです。
ファイル名変更規則はたくさん用意されているのでなにか困ったときはこいつのことを思い出してみるといいです。「間違って削除したファイルたちをなんとか復旧できたけど名前と日付がめちゃくちゃだ!!」とか。
Orchis
http://www.eonet.ne.jp/~gorota/
これも相当お気に入り。
ランチャー系のものなんだけど今まで全く眼中になかったので、便利さに気付いたとき「なんでもっと早く使い始めておかなかったんだろう」とかなり後悔しました。
以前は「フリーソフトとかの類を全部ショートカット化したものをあるフォルダにまとめておいてそのフォルダを右下とかに登録しておく」みたいなことをやっていたんだけど、あるときようやく「これってまさにランチャーソフトでやることじゃね?」と気付いたのでした。
何が良いって、「サッと出てきて、起動したいものをクリックしたら勝手に消えてくれる」ってとこですよ。スマート!
機能設定がものすごく豊富で、ランチャーの出し方もたくさんバリエーションがあるし、表示場所とかも決められるんです。あなたのPCライフに合ったセッティングを確実に提供してくれることでしょう。

僕はAlt+AでPCの全てのソフトやよく使うファイルにアクセスできるようにしています。その出現場所も指定できます(画像下部)。
あと忘れちゃならないのが、グラフィック重視の作りじゃないのでとにかく軽いというところ。
昔はデスクトップ用に見た目の装飾も兼ねて「RocketDock」というのも使っていたけど、こういうのはやっぱり目的が違うよなって思わされました。アイコンが並んじゃうからそんなに量も登録できないし。
これは日々の生活であなたのヘルパーになってくれる一品となること請け合いでしょう。
Flow Launcher
これもランチャーアプリです。Mac の Alfred を知っている方はあれだと思うといいでしょう。Windows でもついにこういう体験が…!とアツくなります。
Windows ユーティリティ界隈ではですね、リッチで上品な UI を持ったこの手のオープンソースプロダクトが今とっても流行っているような気がします。

Windows はもう野暮ったくてダサいイメージを完全に払拭していると思います。Windows 11 も、角丸 UI や box-shadow などなど、かなりイケてるデザインなんですよ!
さきほどの「Orchis」でランチャーアプリとしては長いこと満足していたのだけど、
- キーボードから手を離さず、なおかつ少ない打鍵数で全てを開きたい
- 使っていて心地よいユーザーインターフェースが欲しい
と思うようになり、今ではこれがかなりお気に入りになっています。実際には個別のファイルやメモ代わりに使うような趣旨で Orchis も残しており、つまりは併用という形です。
アプリケーション名の検索についてもかなりお利口さんで(単なる文字列マッチングだけではない)、なおかつインデックスのセッティングを特に行っていなくてもマシン内のほぼ全てのファイルに瞬時にアクセスできます。
デザインの豊富な設定に加えて各種プラグインまで揃っており、やっぱりソフトウェアはオープンソースであることとそれを取り巻くコミュニティの存在が大事なんだなあと痛感するのでした。
めちゃくちゃ水を差すのですが、Windows 11 は標準の検索システムがかなり優れていることに気づきました。
検索自体は「Flow Launcher」とこのあとに紹介する「PowerToys Run」とかなり似ている上、こちらはWinキーひと押しですぐ検索できるというメリットもあります。
しかし僕はこの UI が好きだから使い続けるのだ…。
DAEMON Tools
https://www.nihongoka.com/daemontools/
仮想ドライブを実装するソフト。
仮想ドライブとは、あらかじめCDやDVD、BDといった光学ディスクの中身を丸ごとディスクイメージとして取り込んでおき、それを仮想的なCD/DVDドライブに入れることによって、あたかも本物のCD/DVDドライブからデータを読み込んでいるように動作する仕組みのことです。
ということで、つまりは「ディスクがないのにディスクがあるように動作させられるソフト」なんですよ。

Eドライブにマウントしている様子。今は Linux ディストリビューションが読み込まれている。
もちろんそのディスクの中身に相当するデータがないとだめで、そういうものの扱いに慣れていないとちょっと使い時は分からないかも。
多くの人にはなんじゃこりゃシリーズですが、「iso」とか聞いてピンと来る人には役立つシーンがあるでしょう。詳しい使い方や利用用途などは割愛します。すげぇソフトだなと使うたびに感心・感謝します。
Power Automate Desktop
https://flow.microsoft.com/ja-jp/desktop/
Windows で行われるあらゆる操作をほぼ全て自動化できるもの。「ノーコードプログラミング」とか呼ばれるものに近く、iOS の「オートメーション」や Android の「Tasker」を知っている方はあれのさらに最強版と思ってもらえるといいと思います(用語的には RPA というもの)。
これに含まれるたった 1 つのアクションだけでこれまで隆盛を誇っていたフリーソフトの上位互換になってしまったりするので、このツールが流行るとフリーソフトやら Web サービスやら軒並み滅ぼされてしまうくらいのポテンシャルがある。Office 系の操作もできるので実質簡易な VBA なら置き換えも可能なレベルです。
とはいえ、自動化でご飯三杯イケるほどの僕もこのソフトはあまり使っていません。
もうカスタマイズをしすぎてシステムレベルで自動化しないといけないものが残っていないんですよねw
困るもの、不都合を感じたもの、面倒くさいと思ったものは即座に自動化する仕組みを考えるクセがつきまくっているので、もう Windows 全体で跨ってまで何かやるユースケースを思いつかなったんですわ。
ただ会社の環境ではそうもいかないので、お試し導入を兼ねて使い始めて今も実運用させています。

唯一使っている環境が会社 PC のものなので、実際のスクリーンショット掲載は控えさせてください。 Office 類を使えるなら全然問題なく操作できるレベルでハードルは低いです。
トリガーの常時チェックが無料版だとできないので、そこは他の工夫を使ってゴリ押しします。そういうのが楽しいんだけど、でも「そんなことしてまでこれを使おうと思う意義はなんだ…?」みたいに思わなくもなく、ひとり悶々とするのでした。
「使ってみよう」という気になれない方は、Excel のマクロ記録 → VBA ちょい編集という流れをより便利に使えるものと思うと手を出したくなるかもです。これならトリガーも手動で構わないわけだしね!
Microsoft PowerToys
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/powertoys/
Microsoft 製…ではなく、オープンソースで開発されている Windows ネイティブで動く便利ツール集。

画面はこんな感じで、Windows 純正の「設定」と同じインターフェースです。
使える機能一覧はこんな感じ。
- 常に手前に表示(新機能のせいかこれだけなぜかむしろ日本語):
2022/5/8 の記事更新にてわざわざ追記しています。というのも、本記事内でこのあと「最前面でポーズ」というフリーソフトを長らく紹介していたのですが、それより使いやすく高品質な機能としてこの PowerToys で提供されてしまったからです。順調にフリーソフト界を駆逐していますね…。「特定のウィンドウを常に最前面に置ける」というそのままの機能ですが、利便性ヤバいです。一度お試しあれ。 - Awake:
PCの電源管理に使える。が、別にこれまでコントロールパネル等でできたことから特に新しいことはないので別に要らない。 - Color Picker:
画面全体のどこからでもホットキーで瞬時にカラーコードをピックできるもの。同様のツールは多々あるが、UI の美しさや動作の機敏さは評価ポイントかも。コード形式を任意に追加/編集できるのもプロユースでいいところ。 - FancyZones:
ウィンドウマネージャー。Windows 10 からはあるウィンドウを左右端に張り付けるともう片方を自動で分割してくれたりするようになったけど、さらに複雑なレイアウトなどに瞬時に変えられるようになるイメージ。複数のアプリケーションを常に使う仕事をしている人にはかなり便利かも。僕は使ってない。 - File Explorer アドオン:
エクスプローラーで.svg
と.md
のプレビューができるようになる。なんのことか分からん方には無用ですが、僕は svg は特に「なんで中身見られないんや…」と思っていたのでかなり助かってます(アイコンサムネも出る)。 - Image Resizer:
画像のリサイズツール。Windows のシェル拡張ということで、同じくエクスプローラーなどからサクッと使えるところが強み。 - Keyboard Manager:
上で紹介した「KeySwap」と「HotkeyP」のおそらく上位互換。ヤバい。…が、ちょっと事情あって使ってないです。使ったら追記します! - PowerRename:
名前から分かるとおりファイル名変更ツールで、これも前述した「Flexible Renamer」を消し飛ばしてしまうかも。デフォルトで正規表現を使えるのが強すぎる。 - PowerToys Run:
前述の「Flow Launcher」とほぼ同じ、というか、どちらもオープンソースなので互いに参照しあっている(かもしくはフォークだったりする)のかもしれません。しかしパフォーマンスと安定性で「Flow Launcher」が微勝だったので僕はそちらを使っています。
どちらかというと僕はこの PowerToys というアプリケーションの(現状の)便利さよりも、「有志のコミュニティーで純正 Windows のツール集が盛り上がってきている」という事実にワクワクします。
使ってみると分かりますがさすがの品質や UI/UX だし、今まで Micros◯ft が作るカスみたいな標準アプリしかなかった時代が少しずつ壊されてきているのかな~と思うと感動を禁じ得ない。
リンク先を見るとかなり頻繁に機能追加の検討が行われることも分かり、例えば現執筆時点では「リモートワーク全盛期に合わせたカメラとマイクのグローバルミュート」なる開発が行われている模様。楽しみですね。
Mp3tag
https://www.mp3tag.de/en/download.html
mp3 ファイルのタグ編集をパワーアップさせるもの。
当然手持ちの音楽ファイルの整理で一役買うことになります。
しかもオーディオファイルのタイトルタグ名⇔ファイル名みたいな双方向の置き換えもできるので、CD のインポート時にオンラインタグ取得ができなかった「Track 01」みたいのを一気に曲名でリネームできたりする。これ感動しますよ。
オンラインタグ取得も強化されていて、Amazon を含むいくつかのデータベースから適合するものを検索して自動で適用することができる。
Cok Free Auto Clicker
https://www.coksoft.com/autoclicker.htm
指定した秒数間隔でただひたすらクリックし続けてくれるソフト。
設定項目は僕がまさに欲しいと思っていたものから過不足ない。
- クリックの種類(左 or 右)
- クリックの間隔
- どうやって ON/OFF するかの任意のホットキー
極め付きは3つめで、これによっていちいち独自の画面を呼び出したりマウス操作をすることなく即座に切り替えられる。そのままなんだけど、このソフトを使う目的の観点からいくと大事な部分である。…え、なんの目的に使っているかだって?(聞こえないふり)

デフォルトで UI を持たない「常駐仕様」で動作してくれるのがとてもスマートで好き(この画面は一回設定したら二度と見る必要はない)。ホットキーは「左手だけで制御できるけど普段絶対使わない組み合わせ」にしています。
また、常駐した状態でタスクバーにアイコン表示させれば「今が ON か OFF か」も瞬時に把握できます。この設定は[Windows の設定]→[個人用設定]→[タスクバー]→[タスクバーに表示するアイコンを選択します]から行けば OK。
リモートワークで Teams とかの「一時退席中」になるのを防ぐサボりツールだなんて、僕はそんな使い方はしてないですよ。やだなぁもう。
WinRAR
https://www.winrarjapan.com/download
老舗ファイル解凍ソフトで、ギークな人にはかなり顔なじみのツール。
もともとは「.rar」っていうオリジナルの書庫形式を解凍する必要があって導入するものだと思うんだけど、なんか色々細かいところが気に入ってしまって何年もずっと使っている。

圧縮率優先/処理速度優先や、書庫の形式、パスワード設定などもお手軽に使えます。
しかもその「.rar」ってのが珍しいものかと思えば全然そんなことはなくて、それなりにPCを使って何かをする機会があると結構お目にかかります。他にも「.7z」は「7-zip」っていうソフトじゃないとだめ、とか色々あるのでそこは使い分けしています。
圧縮に関しても細かい設定が可能。もちろん zip も対応していて右クリックから好みの仕様で一発圧縮できるので、普段からこれを使っています。右クリックメニューもカスタムできるのが好みのポイントです。
Windows 11 Classic Context Menu
https://www.sordum.org/14479/windows-11-classic-context-menu-v1-1/
「Windows 11 で Windows 10 までの右クリックメニューを使えるようにする」という名前そのままのソフトですが、これは2つの理由によって導入することになりました。
Windows 11 で前述した「Fast Explorer」が完全に使用不能になった(今は掲載をやめましたが以前はひとつ前で紹介していたソフトです)- Windows 11 ではそもそもエクスプローラーの右クリックメニュー自体が別物になってしまった
これだけ書くと「Windows 11 はクソ」と言われそうですが、僕はそう思ってないことは付け加えておきます。脱線するのでここでは書きませんが基本的にほぼ気に入っています(右クリックメニューも UI としての品質や使いやすくしようという気概はとてもよかったと思っている)。
ただし各アプリケーションが独自に右クリックメニューに加える項目にすぐたどり着けないのは不便極まりなかったため、泣く泣く以前の右クリックメニューに戻すためのこのソフトをインストールしたという感じです。

このソフトは一回適用させたら二度と起動することはないので、ソフト自体が持つ画面はこれだけです。僕もこのスクショのために開いたのが二回目。
自分、「本来あるべき姿のものを古い考えに固執して無理に戻そうとする」というのを嫌うようになったんですよねー。カスタマイズとはまたちょっと違うというか。これを嫌ってしまうとすぐ老害呼ばわりされるようになっちゃいそうだしね!
ただ、日々の作業としてこれは解決せざるを得なかったのでとりあえず様子見しつつ使います。動作は完璧で、一切の不安定さもないです。ソフトとしてはとてもおすすめ。
Auto Dark Mode
https://github.com/AutoDarkMode/Windows-Auto-Night-Mode/releases
Windows のライトテーマ/ダークテーマの切り替えを時刻で自動的に切り替えてくれるもの。
僕は眩しいのが苦手な上になんでも黒くしたがる性質があったのでこれまでずーっとダークテーマオンリーでやっていたのですが、Mac でテーマ切り替えをやってみたらこれが想像以上によい体験だったので Windows でもやろうと思って導入しました。
「導入しました」というか、まさか OS による自動テーマ切り替えがないとは夢にも思いませんでした。ダーク以外に設定を動かしたことがなかったので初めて気づき「さすがだな…」と思うなど。
そんなわけでこの Auto Dark Mode を使うわけですが、至ってシンプルなソフトなので万人に勧められます。安定していて素晴らしいです。インストールは例によって Microsoft Store より上記掲載リンクの通り GitHub から直接ダウンロードするのがいいと思います。

設定画面は Win UI 3 製。
開発者としても各テーマでインターフェースを普段からよく観察しておくのは重要なことだと思っています。実際これはよい経験になっている。
ちなみに OS 側で設定したテーマは各ウェブサイトでも検知してもらえるので、「本当はライトテーマでサイト閲覧したいけど眩しいから仕方なくダークテーマにしてる…」な方などにもおすすめ。僕の自作技術ブログも自動対応です。
DF
https://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se113286.html
テキスト比較ツール。読みは「でふ」らしい。
2 つのファイルを同時に開いてそれぞれの「差異」がどこにあるか分かりやすく表示してくれるというもの。ソフトウェアエンジニアからすると普段から慣れ親しんでいる概念ですが、ちょっとした作業でも役に立つシーンは多いと思います。サイト運営者にもおすすめ。

この状態だと、青くなっている部分が新たに追加されているのが分かりますね。この「なんの色がどういう変更か」っていうのも任意の設定が可能。
2 つのファイルで同じ箇所を同じ段差に揃えるような仕組みになっていて、かつ変更の種別によって色分けがなされます。似たツールは多いですが、シンプルで特に困っていないのでずっとこれを使っています。
ちなみに「フォルダ比較」といってディレクトリごと比較もできるので更新差分を見るときは本当に役に立つ。
AudioSwitcher
https://audioswit.ch/er#download
通知領域に常駐して、クリックするたびに再生デバイスを切り替えたりすることができるソフト。
キー割り当てもできるので、これと HotkeyP を組み合わせて超便利マイ環境を実現していますが万人受けするネタじゃないので紹介は割愛します。
例えばイヤホンジャックと LINE OUT と USB DAC とかのデジタル出力と、みたいに色々挿している人にはたぶんかなり便利です。
オーディオインターフェースで一括して管理している人も、例えば Bluetooth イヤホンを一発で切り替えたいときに一瞬手間を感じませんか?そんなときにこれを思い出してみてどうぞ。
ちなみに「サクッと全ての音を確実にミュートしたい」というときは、
これがおすすめ。「確実に音が出ていないことが一瞬の目視で分かる」という点で緊急度の高いシーンで特に有効なテクニックです。ほら、ね?男性諸君は心当たりあるでしょう…?
Cool Block Input
http://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/util/se312018.html
なにをブロックするかというと、インプット装置全て、つまりマウスとキーボードの操作を一時的に全て無効化できるというもの。
なんのために開発されたソフトなのか知らないけど、僕は掃除するときとねこが机に乗ってきたときに使っている。
※ブロック中のスクショはどう考えても撮れなかったのであしからず…
→「遅延」を使ってスクショすれば撮れることに気付いたけど、撮れたからなんだよっていう画面なのでこのまま掲載なしでいきます笑
あ、解除パスワード忘れるとマジで詰むので気を付けてください。(もう3回くらいの強制シャットダウン経験者)
※初期パスワードは「12345」です→なんか最近「1234」になった?もう謎w
→自分用メモ(2020/9/20):「01234」だった
Resource Hacker
http://www.angusj.com/resourcehacker/
「Vivaldi のアイコンを黒くしたくて数年間奔走していた」という意味不明な記事を書いたときにフォロワーさんが教えてくれた衝撃的なフリーソフト。自分なりに使い込んで常用レベルまで達したので今回掲載に至りました。
この文脈でいう「Resource」というのは「アプリケーション実行ファイルに格納されている各種リソースファイル」のことで、例えばアイコンなどがわかりやすい例です。
つまり、なんと完成されたソフトウェアの実行ファイルのアプリケーションアイコンそのものを根本から書き換えたりできるということになります。

画面はこんな感じ。特定の実行ファイルを開いて、その中にある各種リソースに対してあれこれやります。
これは単なる表示上の変更だけではないです。アプリケーションに埋め込まれたリソースそのものを書き換えるので、例えばアイコンでいえば
- タスクバーの表示(ピン留めしてももちろん有効)
- そのアプリケーションに関連付けたファイルのファイルアイコン
- OS の機能でリストアップしたときなどの見た目上の表示
など、全てにおいて完全にアイコンを置換できるということ。これはカスタマイズ欲がとても刺激される…!
「アプリケーションをアップデートしたらリセットされちゃうんじゃないの?」と僕も思っていたんですが、今のところなぜか全部クリアできていて、これは良い方向になぜか裏切られている形…。状況が変わったらすぐ追記します!
追記 (2022/8/23) :やっぱりちゃんとアプデして再起動等をしたりすると戻ってしまうものもありました。アプリケーションのビルドと実装によると思うのですが、起動してタスクバーに表示されることになるプロセス本体の実行ファイルが新しいものに置き換えられてしまった場合は当然もとに戻されます。
これを受けて僕もいくらか考え方を変えまして、基本的にアップデートがほぼ来ないものを中心に使うようにしました。あとアイコンを変えたらパッと見て何のソフトだか結局すぐにわからなくなるという非常にアホな発見もあり、「なんでも純正がいいんだな…」という最近の自分の趣味に帰結しました。
他にできることも色々模索していきたいと思っていて、今一番ホットなフリーソフトです(20年以上前から存在するけどね)。
BunBackup
http://nagatsuki.la.coocan.jp/bunbackup/index.htm
バックアップを支援してくれるソフト。
バックアップ環境の構築には長年手を焼いていて、なかなか「これ!」っていうシステムを思いつけなかったところ、とあるきっかけでこのソフトを知り驚いた。
まあ要は「自動で指定した場所にバックアップをしてくれるだけのソフト」なのだけど、それに加えてミラーリングという機能があるんです。

極力設定項目が多くならないように、「わざわざ設定項目の表示/非表示設定がある」という気の配りっぷりです。
一般的なバックアップは「A から B にコピーするだけ」なので、A の状態を逐一同期するわけではありません。
しかしミラーリングを ON にしておくと、「A から消えたファイルがあれば、B からも削除してくれる」のです。そしてこの機能を持つフリーのバックアップ支援ソフトは「BunBackup」以外にはかなり希少っぽい。
「クラウドストレージを使えば?」と思った方がいると思いますが、僕はクラウド微妙派なのでその選択肢は NO です。ファイルの実体がローカルにないのが気持ち悪くて我慢できないんです…。
そもそもオンラインストレージはファイル共有が第一目的であって、同期保存に使うのは用途が向いていない気がしています(個人的見解)。
バックアップのバックアップという意味で、定期ではないものの外付けハードをさらにバックアップする用途では一応使ってます。保険、なのかな。
将来的に全て NAS 対応しようと思ってたんですが、この BunBackup と連携したら完全なクラウド環境&バックアップ体制が整います。神…。
バックアップ環境についてはそれ単体でいつか記事にまとめる予定ですので、書けたらまたここに追記します。しばしお待ちを。
ぜんぶひらく
https://mirumi.me/zenbu-hiraku
手前味噌で恐縮ですが、自分のために作ったソフトのうちこのブログでも公開しているものがあるのでここでも。
「ぜんぶひらく」という「指定したアプリケーション/ファイルを順番に開いていく」だけのフリーソフトです。
PC を使って作業をするとき、再起動時に毎回同じアプリケーションやエクスプローラーのウィンドウをたくさん開いていることに気付き、「これ簡単に自動化できるやんな?」ということで作りました。説明ページは以下。
少なくとも僕はかなり楽になったので掲載してみることにしました。みなさんは使わなくていいです()
使ってくれる人は10,000人に1人いるかどうかみたいに思ってましたが、早くもコメントもいただいており、微妙にバージョンアップを考えていなくもないです。最近は自分でも機能追加したくなってきているのだけど、時間が、ない…。
追記 (2021/2/7) :利用してくださる方が意外に多かったこともあり、ご要望の多かった機能(と自分が欲しかった機能)を追加するバージョンアップを行いました。
ver 1.1:「ぜんぶとじる」機能、個別無効化、コマンドライン引数、ウィンドウ状態指定など
利用者が増えたのは「フリーソフト100」さんに掲載していただいたのも大きかったかもしれません。→リンク
画像/音声/動画
最後は画像や動画、音声ファイルなんかを扱うソフトを集めてみました。マルチメディアソフト的な。
いわゆる「グレーなソフト」もこのジャンルに集まりやすいですが、自分のブログでそういう使い方を推奨するのもアレなのでそっち系はあまり期待せずに…。
MassiGra
画像ビューアです。
Windows 標準のものはとりあえず使うのをやめたい意図が強いですが、画像ビューアに関しては前述のメモ帳のような考えも少なからずあり、そこまでこだわってなかったんです。
しかしとある仕事で画像をたくさん開いて確認しながら作業する…みたいな仕事があったときに、例によって Microsoft 製ソフトのひどさにブチギレました。笑
というわけでいつものように4,5個インストールしてみてこれに決定。めちゃ気に入ってます。

ちなみにみかんより梨のほうが好きです(聞いてない)
高速で軽量という軸から全くブレないままに「最低限この機能は欲しい」というポイントを本当に上手く解釈して作られていると感じます。マウスよりキー操作がベースに考慮されていたり、熟練者にも優しい。
デフォルトでも十分な画像形式に対応しているし、有名な「Susie Plug-in」を導入することで珍しい形式追加もイケます。
唯一アレな点を挙げるとしたら、
関連付けしていてアイコンプレビューができない場合のみ、画像フォルダが猫だらけでカオスになるってとこかな…。笑
追記 (2022/5/22) :みなさんお気づきでしょうか。「上で紹介した Resource Hacker を使えばこの関連付けアイコンすらも変えられてしまう」ということに…。
でも起動速度がクソ速いので絶対入れたほうがいいです。というか Microsoft の純正ビューアは一体何をしたらあんなにチンタラ遅くなるのか。仕事しろ。
Screenpresso
https://www.screenpresso.com/ja/
かなり衝撃を受けたスクリーンショットアプリ。
一般の人には需要はあまりないかもしれないのだけど、ブログをやっていたりすると「PC の画面を撮ってすぐに矢印とか文字を入れてアップロード!」みたいなシーンが多々ある。

こういう風にね。
そのとき、ノンストップで好きな装飾やら加工をバババッと出来てきれいに仕上がってしまうこのソフトは僕の作業を大いに効率化してくれた。しかも多くのプリセットを保存できて多種多様なデザインが用意されていて…。久しぶりに感動しました。
ちょっと重いのがネックかなあ。バージョンアップして重くなったかな?
追記 (2019/10/5) :すごい勢いでキャッシュを溜め込んでいくらしく、死ぬほど重くなったりしたときはタスクごと切ってもう一回起動するといくらかマシになります。もう少しサクサク動けば言うことなしなんだけどな~。
似たようなソフトは他にもいくつかあって Windows だと有名なのは「Monosnap」あたりかと思うんだけど、こいつはなぜかキャプチャ時に死ぬほどカーソルが重いという症状があったので(僕だけ?)、こいつにしました。アプデも頻繁でイイ感じです。
ScreenToGif
ひょんなことから見つけた GIF 専用の画面録画ソフトなのだけど、その完成度の高さに舌を巻かずにはいられなかったのでご紹介!
もちろん GIF 以外の出力もできるし Web カメラを使えたりとかもします。
ブログで操作手順などを説明する機会は実は今までそんなになかったので、前述の「Screenpresso」を使って画面録画→後述の「Free Video Editor」で切り出し→オンラインツールの Covertio で GIF 変換、などとまどろっこしいことをやっていたのだけど、こいつとの出会いによりサクサク撮れるようになりました。

日本語化バッチリ(インストール時に選択)、しっかりした高解像度対応のUI、高機能なのに分かりやすい基本設計。すごい!
この手のソフトはだいたい重いんですよね。特に「撮影」など何かしら作成したものを事後編集する作業はメモリも多く必要とするので、マシンパワーを奪われがちです。しかもそれが多機能になるとより顕著になってしまう。
しかし ScreenToGif はベースが GIF 作成のためのせいなのか、このようなしっかりした編集画面でもめちゃサクサク動きます。ストレスフリー。
しかも機能数も豊富で、やりたいと思ったことは基本的になにかしら用意があります。それでいながら軽さを維持し、UI も分かりやすく保っているのだから素晴らしい。ローカライズもネイティブレベルでバッチリです。
今後はこのブログでもこのソフトを積極的に使っていこうと思います~
追記 (2022/8/23) :順調に気に入ってずっと使い続けてます。最近気づいた素敵な点を紹介。
手軽に透明png
http://www.officedaytime.com/toumei/?ver=1.2.0.0
画像の背景を手軽に透明化できるというもの。Windows 標準のペイントでも一応可能だし(ちょっと難しいけど)、フォトショでもいいけど、ソフトも軽いしやり方も簡単なので僕は今でもこれを使うことがあります。
機能仕様的にはフォトショとほぼ同じです。

例が悪いけど、こういう風に「影がある画像」とかはフォトショでも比較的難易度が高いです。諦めて影をなしにするのも手。
別にクリエイター関係者とかでなくとも、会社の発表資料にちょこっと画像を載っけたりするときに「色が合わない…!」っていうシーンはよくあると思うので役に立つのでは。
こいつも実行ファイル単体で動くのでとりあえず持っておくのをおすすめ。
手軽にななめ直し
https://www.officedaytime.com/naname/
コメントを頂いて知り、僕もすっかりお世話になるようになったソフト。
斜めになってしまった画像を最大でトリミングしながら角度を微調整して修正できるもの。

たぶん今みなさんが想像しているイメージのままのソフトです。
使い方が分からずとも、「次のステップへ」のボタンを押して画面に従って進めればいいのでとても楽。こういうインターフェース、ありそうでなかなかないんだよなあ。
…なーんか見覚えがあったり似た雰囲気を感じたことがあるなーと思ったら前述の「手軽に透明png」と作者さんが一緒でした。

他にも同じシリーズが実はこんなにいっぱいありました。気になる方はこちらからどうぞ。
どれもフォトショを持ってたら必要なかったりするんですが、それがなくても実行ファイル単体で、しかも手軽に使えるというところに価値があるわけですね。素晴らしい。
MusicBee
https://getmusicbee.com/downloads/
これは僕がメインで使っている音楽管理ソフト?っていうのかな? iTunes みたいなのって言えばいいのだろうか。
他にも「foobar2000」とか有名なのはいくつかあるけど僕はこれを選びました。理由は外部端末との連携の良さで、Android を音楽プレーヤーとして使うならかなりおすすめです。iTunes みたいに同期機能があるんだけど、あんなクソみたいな不自由するのとは雲泥の差で、CD のリッピングからかなりスピーディーにスマートに行える。
タグ編集や再生機能なんかも有能で、その上かなり軽いです。

カラムの設定がすごく自由自在で、本当に千差万別のカスタマイズができるのも最高です。
音楽管理は色んなスタイルがあると思うけど、単に「自分が持っている楽曲を一覧化できて再生するときにも使える」というだけで十分な導入メリットがあると感じます。実際、最近は再生とかファイルの検索ばかりに使っている気がするな。
MPC-BE
https://ja.osdn.net/projects/sfnet_mpcbe/
動画や音声のプレーヤーって言えばいいんでしょうか。かなり有名どころで、例によってWindows のひどいデフォルトプレーヤーを使っていない人の何割かはここに落ち着いているのでは。これ以外だと VLC や GOMプレ なんかもよく見かけますね。

MPC-BE の "BE" って「Blu-ray 対応版的なやつ?」みたいに勝手に思ってたんですが、"Black Edition" の略なんですね。というわけで画面全体が落ち着いたブラック調に。よき。
もともと Media Player Classic、つまり MPC というもとの老舗ソフトがあり、そこからフォークしたソフトのひとつがこの MPC-BE です。
まず圧倒的に軽いこと(というか Micros○ft の作るものが異常)、そして余計なインターフェースを非表示にできることなどが気に入っています。音声と動画で同じアプリケーションを使えるというのも、見落としがちだけど大事な点だよね。
前述のメモ帳「Mery」、画像ビューア「MassiGra」と併せてアプリケーションの終了をEscキーに設定してますが、これ最高なのでみなさんもぜひ。やみつきです。
ちなみに以前はここで MPC-HC を紹介していました。オリジナル MPC の開発が途絶えてから隆盛を誇ったソフトですが、こっちも現在はフェードアウトしつつある状況です。
コメントをいただいた MPC-BE が記憶に残っていたこと、PC 入れ替えのときに思い出したのでなんとなく移行してみたことなどが更新の理由です。使い勝手は全くと言っていいほど変わりがないけど、今も開発・サポートが続いているという点でやはり分があります。
Audacity
http://www.audacityteam.org/download/windows/
音楽に携わっている人には有名なソフトだと思います。
wave データ(というか波形)をいじるといったらこのソフトが代名詞くらいの定番&強力さで、実際機能の豊富さはお金を取っていいレベルだと僕も思います。
ノイズ処理から各種調整とエフェクト、そして書き出しまで普通に商用利用できるレベルで万全なソフトです。
とはいえ最近は Adobe の Audition を使うようになってしまったので、今はこいつの出番はあんまりありません。でもフリーソフトとして紹介しないわけにはいかないなーと思って記載してます。
ちなみによく勘違いされているようですが wave 形式だけじゃなくて mp3 でも開けます。
Equalizer APO
https://sourceforge.net/projects/equalizerapo/files/1.2.1/
引き続き音声系として紹介するのはイコライザーアプリケーション。
僕は低音が強調された音楽/音響/スピーカー/ミックスというものが好きではないため、デフォルトで PC の音声をスピーカーに出力させたときのサウンドがずっと気になっていました。そしてアンプは別のシステムと共有しているのでそっちのダイヤルは動かしたくなかったわけです。
そこで思いついたのが「普段再生する音声全てに効かせられるソフト EQ ってないかな?」でした。
山ほどあるんだろうと思ってましたが意外と見つからなくて、実際に使い物になりそうなのはこれを含めたいくつかくらいになりそうです。

音声系のアプリケーションはUIがごちゃごちゃしやすいですが、初見でも全く問題なく使える分かりやすさがすごいです。
このソフトは「設定ごとにアンプ(ゲイン)や EQ などのセットをどんどん足していける仕様」になっており、それをタブや設定ファイル(.txt)で管理できるのが特徴。
めっちゃ UI が分かりやすいんだよね!やっぱり多機能でいながら分かりやすいインターフェースというのはとても感動します。
主に低音を下げる EQ として使っていますが、再生デバイスごとに設定ファイルを有効化できるので「出力が足りないデバイスではゲインを上げる」などの使い方も可能です。録音デバイスにも利用できます。
なぜかPCで聞く音には「調整」という概念が浸透していないなと僕も改めて気付きましたが、それを解決する意味でこれはぜひ入れておきたいソフトと言えるでしょう。
XMedia Recode
https://www.xmedia-recode.de/en/download.php
実は初めて登場するファイル変換系のソフト。これは動画も音声も扱えるタイプです。
使い始めた経緯は、おそらく DVD や Blue-ray からのデータ化、もしくは書き込み用、とかだったような気がします。
動画変換なんて今どきオンラインツールでいくらでもできるような時代だし、それこそフリーソフトも山ほど溢れかえっていることを考えると、単なる動画変換にわざわざフリーソフトを一本インストールするかな?という気が今ではします。記憶があやふやですみません。
フリーソフトでの強みは、やっぱり「ディスクを開く」コマンドが使えることだと思っています。

画面も似ているので、さっきのとしょっちゅうどっちがどっちなのか分からなくなるんだよね…。
例えば DVD をデータとして PC で開くと「VIDEO_TS」というフォルダによく分からん状態でまとまってしまっていて、普通には見られない。
それを iso 化したり前述の「DAEMON Tools」とかを使ってゴニョゴニョしたりすると、ツ◯ヤで借りてきた映像を自分の DVD に焼けちゃったりします。
コピーガード自体は自力でなんとかする必要がありますが、それはこのあとに紹介するソフトでできちゃったりとかできなかったりとか…。
DVDFab 9
https://ja.dvdfab.cn/download.htm
そんなわけで紹介するかどうか随分迷った。理由については、使用法に関してはあえて説明しない、という説明で察してください…。
そもそもこういうのはイタチごっこなので、今では通用するものも随分減っているかも。しばらく "そういうこと" はやっていないのであまり保証もできません。

ディスク扱う系の編集ソフトとしてもこいつは普通に問題なく使えます。バージョンやらグレードやらなんか色々系統があって分かりにくいんだけどね…。
あとは自分でなんとかしてください。僕は逃げます。
※最新版は 12 だけど、たぶん 9 の方が良かった、はず…。
Free Video Editor
https://www.dvdvideosoft.com/free-video-editor.htm
簡単な動画編集に使えるソフト。
動画編集とは「動画を創り上げる」方じゃなくて、「既存の動画をあれこれできる」方です。
ちょっとトリミングしたいときとか回転したいときに手軽に使えるデフォルトツールって意外となくて、なんとなく見つけたこいつをずっと使っています。

まあ分かる人はほぼいないと思うんだけど、このライブのこのシーンをここの挿し絵に持ってきていることの素晴らしさと言ったらもう…(自画自賛
編集後に透かしのロゴが入っちゃったりすることもないので安心して使ってください。
っていうかさ、Micr◯s◯ftさんよ、ゴミみたいな余計なソフトをたくさん入れる前にこういうところに仕事あるでしょう??
おわりに
最後になりますが、ご自分のおすすめがありましたらぜひぜひ教えてください。いっぱいコメント頂いてます、ありがとうございますー!
※別におすすめを書かないといけないルールではないので何でも書き込んでくださいね笑
この記事の内容がそっくりそのまま丸パクリされたことも何度もあるのですが、それは「良いフリーソフトがよりたくさん紹介されるようになる」と思ってポジティブに捉えています。
みんなで開発者さんを応援していきましょう~
姉妹記事の Mac 版もよろしければぜひどうぞ。
私が知らない情報がたくさんあり参考になります。
私が今年もっとも便利だと思ったサイトです。
ヤフオクで出品する人には、絶対おすすめです。
無料のオークション支援システム「いめーじあっぷ」です。
https://imageup.imacle.info/
写真が何枚も追加できて、きれいなテンプレートで出品ページが作れるのでいい感じです。
コメントありがとうございます。
おすすめシステムのご紹介、嬉しいです!
本記事はフリーソフト紹介ですが、こういったオンラインツールの紹介記事も書こうかなと思いました。
記事ネタをご提供いただけたということで、感謝いたします。
大変面白かったです。
ここに載ってないものだとfastcopyとbkrename(flexiblerenameと被ってるけど)Clover(ファイラー)を愛用してます~
あとfirefoxも笑
Musicbee使いやすくて気に入りました~
コメントありがとうございます。
fastcopy!懐かしいです!笑
最近はSSD含め、マシンの物理スペックが上がったおかげでいつの間にか使わなくなっていました。
大容量のバックアップを取る際などに思い出してみることとしますね。
Cloverも導入を検討したことがありますが、自分の環境ではタスクバーにウィンドウがあってほしいためにあえて使わないこととしました。
色々情報のご提供、ありがとうございました!
MusicBee、いいですよね。
大変、興味深い内容でした。
リネームソフトFlexibleRenamerの更新が絶えて久しいので、代わりになり得るソフトを探していたらこちら様へ辿り着きました。
いろいろ参考にさせて戴きましたので、自分が愛用している物をいくつか・・・
・erename リネームソフトですが、使い慣れたエディタで編集できるので便利
実は、作業中のデータを別のtxtとして保存してフォルダ内の一覧表
作成なんかに利用してます
・整列1.13 同じくリネームソフトで連番に特化。
単純な物はこれで済ましています
(対応してない文字を放り込むと酷い目に合う)
・Ralpha 画像のリサイズソフトです。フォルダごと放り込んで一括処理でき、
動作もわりと早いので重宝してます
・MPC-BE 動画再生ソフトです。自分はMPC-HCからこれに更新しました。
特に理由は無いです(笑)
・ClipGrab WEB上の動画を失敬するソフトです
ブラウザの拡張機能で落とせなくてもこれだと落とせる事も有るので
併用してます
コメントありがとうございます。
FlexibleRenamer、こんなに更新止まっているんですね。調べてみてみたら2011年ストップで一応サポートOSもWindows7までで終わっています。笑
上2つのりーネムソフトは知りませんでした!FlexibleRenamerで困ることがあったら参考にさせていただきます!
Ralphaは人気が高いですよね。存在も忘れていましたので、用途があれば使ってみます。
MPC-BEは、なんの違いがあるのか実はあんまり良くわかっていないんですよね。昔MPC-HCを導入したときになにかしらがだめでHCを選んだような記憶もあるんですが…。
失敬ソフトは、特集でも組んで記事を書いてみようかな笑
情報提供、ありがとうございました!
ファイル名の変更には「ファイル名変更君」も便利ですよ〜。
コメントありがとうございます。
ほほう!初めて知りました!
使ってみます、ご報告ありがとうございます~
便利なツールのご紹介ありがとうございます。
いくつかダウンロードしました。
おすすめのツールあります!
【clibor】
クリップボード履歴保持ソフト、めちゃくちゃ便利です。プログラミング中、ドキュメント作成中。一日中つかってます。cliborのホットキーが一日で一番押してるキーかもしれないですw
【ManicTime】
めちゃくちゃ便利です。PCのアプリの起動状況等をみることができます。
一番うれしいのが、トップドキュメントが何かがわかること。
あとからプロジェクトに工数をつけるときとかに、このファイルがトップドキュメントになっているこの作業していたなーとか、人に教えてもらったけど、パスがわからなくなったときとか、探し出せます。
以上です。これからも便利なツールのご紹介お願いします。
コメントありがとうございます。
cliborはもう何回も色んな方からコメントも寄せられていますし、僕も昔から知っているんですが色々あって結局常用できていないんですよね~
いい機会なのでもう一度だけ試してみようかな…。
ManicTime、初めて聞きました。
実に高機能そうなソフトであることは分かりますが、イマイチ利用シーンというかなにに使えるのかメリットが分かりづらいですね。
会社で導入してみるのはありかもしれません?
ありがとうございました!
データ劣化するAudacityをすすめるとは、いかがなものかと思います。REAPER0.999のほうが良いと思いました。
コメントありがとうございます。
REAPER0.999というソフトは知りませんでした。覚えておきます。
「データが劣化する」とはなんですか?
ディザのことを言っているわけではないと思いますので、良ければソースなどご提示ください。
こういうまとめ系は参考になるのでとってもありがたいです!
Everythingの高速検索は当時XP標準の検索を使ってた僕からしたら革命でしたね〜!(元々のが遅すぎてストレス溜まってたせいもあって)
とりあえず僕がいいと思ってるソフトでこの記事に無かったのをちょっと書いてみますね〜
GIMP-無料版フォトショって言われるレベルで機能豊富な画像編集アプリ。
くだらないコラ画像とかこれでよく作ってたりw
AviUtl(+色々とプラグイン)-Winのフリーで無料高機能の動画編集ソフトといったらこれ一択…って僕が思ってる(思いこんでる)ソフトです!
Youtubeに動画投稿してる人の中にもかなりこのソフト使ってる人が多いみたいです。
最低限「拡張編集プラグイン」、「L-SMASH Works」、「x264guiEx」を入れないとしっかり動画を作れる環境にならないかな〜って感じです。
SoundEngine Free-音声編集ソフトで、個人的にはAudacityより加工がしやすい&機能多めな雰囲気。
ただマルチトラックのソフトじゃないのが唯一の欠点…って感じですね。
LibreOffice-MSオフィスをインストールしてないPCにはこれ入れて代用してます。
8GadgetPack-かつてWindowsにあったガジェットをWin8とか10で使えるようになるソフト。CPUメーターやGPUメーター使用率だけでなく温度などの情報も出るのでなにげに便利だったり。
Domino-MIDI編集ソフト。MIDI編集ソフトは何個か試したんですが一番これが使いやすかったです!
Mactype-WindowsのフォントをMacのように綺麗にしてくれるソフト。文字がかなり見やすくなっていい感じです!
っとこんな感じです。
いろいろ書いてったら無駄に長コメになって申し訳ないです…
おおお!これはまた有益な情報を多数ありがとうございます!
GIMP
あー。
ここ数年はフォトショばっかり使っていたおかげで存在を忘れてました。久しぶりに僕もこっちを使って紹介しようかなと思えました!いつか書くかもです。
AviUtl
こちらも同じですね…。Premiereを使っちゃってました。
有料ソフトばりの完成度なのは誰でも知るところなので、これはやっぱり紹介しておくべきかもしれませんね。しかし僕はまだあまり使いこなせていないので紹介できるのは先になるかも…。
SoundEngine Free
これは知りませんでした!
たしかにAudacityはかゆいところに手が届かない感がたまにあるので、他のものないかなーと思ってました。触ってみます。
LibreOffice
まあこれは…。笑
個人的には無料OfficeはWPS派です(旧kingsoft)。
8GadgetPack
これも知りませんでした。僕はあまりそういう情報を普段見ないもので、イマイチ需要が分からないなーって思ったり?(ゲームやるときとかですかね)
Domino
これはちょっと意外です。
僕は打ち込みや録音もやるのでDAWは有料ソフトを持ってますが、一般の人がフリーソフトで触る機会ありますかね?笑
たしかに無料の中ならDominoが一番だとは思います!
Mactype-Windows
こんなものもあるんですね。ちょっと興味あるので調べてみます。
いえいえ、こういったコメントは他の読者の方にも役に立ちますので、お互いのためにも長くて困るということはありません。たくさんお寄せいただきありがとうございました!
ありがとうございました
今度はまた違うソフトを紹介してください
待ってます
いえいえ、こちらこそご覧いただきありがとうございました!
コメント頂いたものを追加したりなど、結構頻繁に更新しているのでたまに覗いてみてくださいね。
楽しく拝見させていただきました。
> 最前面でポーズ
> always-front-pause
> https://so-zou.jp/software/pause/
> 地味にありがたいシリーズ。ちなみに前述のFlexible Renamerと作者さんが同じです。
は作者さんは同じではないようです。
なんと!そうでしたか。
本家大元のURLが同じだったもので短絡的に考えてしまってました。ご指摘ありがとうございます、修正しておきます~
ありがとうございます。
Flexible Renamerの本家サイトはso-zou.jpさんのサイトではないようですが、
so-zou.jpさんの方が分かりやすく使い方説明されているので、
so-zou.jpさんへのリンクのままでも良いかもしれません(^-^)
はい、リンク先は変えませんでしたが記述だけ修正しておきました!
ありがとうございました。
ご無沙汰しております、2019年版拝見いたしました。
今回も参考にさせて頂きます。
前回以降に増やしたソフトの中では「手軽にななめ直し」と「PDF-XChange Editor」っていうのが便利でした。
手軽にななめ直しは画像の傾き補正です。(ママやな)
PDF-XChange Editorは、pdfファイルに加筆加工が施せます。
ちなみにpdf作成自体は「PDF24」です
お久しぶりでございます!
再訪いただき嬉しく思います!(わりと頻繁に中身は更新しているものの、「2019年版」と付けただけで記事自体は同じもので恐縮ですが…笑)
「手軽にななめ直し」、これ素晴らしいですね!!即ダウンロードですこれ。使い時は少ないかもしれませんが、ブログをやっているとこの機能は利用シーンにかなり恵まれる気がします。しばらく使ったら追記させていただきます~
PDF系は初めて話に出ましたね。
特にこだわりがあるわけではないですが、メーカーさんから有料版を提供してもらった「PDFelement」がわりと気に入っています。
けっこう詳しくレビュー記事も書いたので、よろしければどうぞです。
今回もありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
実はまだ性懲りもなくflexiblerenamerの代わりを探してて、2019年版の文句をたまたま見かけたので寄らせてもらいました。アレの良さを知ってしまうとなかなか別の物に移行できない(苦笑)
「V社」「杜」「100」「k本」はたまに覗くんですけど、最近ぱっとしないんですよね
Vivaldiは愛用させていただいてます。
唯一不満なのが、ウェブストアで入手できるテーマを使えない事なのですが、もしかして使う方法有ったりしますか?良かったら教えていただきたい(^^;
そうでしたか。笑
僕は最近利用する機会がないので困っていませんでしたが、もし良いものが見つかりましたらぜひここで共有いただけると、僕だけではなく他のみなさんも喜ぶと思います!
フリーソフトと言ったらその4サイトさんですね~
まあ彼らの強みは「とにかく数を紹介する」なので、そこから上手く選別するのが僕らユーザーってことでしょう。僕もなるべくお役に立てるよう頑張ります!
Vivaldiのテーマの件ですが、おっしゃるとおり無理だと思ってます。僕も試した経験ありますし、さっきもやってみましたがやはり無反応。こういうページもあるくらいなので、公式で無理という見解だと思って間違いなさそうです。
標準のデザイン設定を使ってね、ってことでしょう…。
ありがとうございました^^
また2020年度版を見かけたら寄らせてもらいます()
サイト様紹介の10分メアドで取ったメアドでTenpuを使う技もありがたく使わせてもらってます
返信は無しでも(●`・ω・)ゞ<ok!ですよ
頑張ります()
他の記事も読んでくださっているのですね、本当にありがとうございます。
今後ともご贔屓に!(違うか)
ご自分のおすすめがありましたらぜひぜひ教えてください
とのことなので私も少し書いてよろしいでしょうか。不適切なものがありましたら削除お願いします。
bandicam ですね。動画なら何でもデスクトップにあるものなら何でも音もとれます。有良と無料がありますが基本的に同じものです。確か無料版は10分の制限があったような。
MiniTool PARTITION WIZARD 過て削除したファイルなどの復元、ディスクドライブの管理メンテナンスできます。これも有料と無料ありますが、無料でも十分です。
2020年版期待して応援しております。自称YOU TUBERでした。
コメントありがとうございます。
Bandicamはいいですね。スクリーンキャプチャ系では1,2を争うデキだと思います。自分は最近別のソフトを使っていたんですが、仕事ではまだBandicamも使ったりしてます~。
MiniTool Partition Wizardは名前からするとパーティションマネージャーっぽいですね。ファイル復元では別の記事でEaseUS Data Recovery Wizardというのも紹介してますのでぜひ!
2020年版、勘弁してください…笑
普通に質問なんですがいわゆるファイルを開くアプリって何を使ってますか?
解凍 圧縮ではなく実行とかそういうの?をしたいです
(ファイル解凍して開こうにも対応するアプリがないと出て開けないんです)
うーんと?おっしゃっていることが理解できているか怪しいんですが、いわゆる「エクスプローラー」の代替品ということですか?
昔は色々使ってましたが最近はWindowsのクソ仕様のせいでもうずっと純正のエクスプローラーしか使っていません。
もしそうではなくて、圧縮解凍ソフトのことをおっしゃっているなら記事中でも紹介している「WinRAR」でビューワーの役割まで担えますよ。
(たぶん回答になってないですよね…?)
javaとか?
紹介されているソフトが自分が実際に使ってみて良いなと思ったソフトが多数上がっていて、
よく厳選されています。
自分が知らない隠れた良いソフトを見つけるのは、時間や労力を費やし難しいものです。
2020年も、良いソフトの紹介期待してます。
ありがとうございます!
「実際にちゃんと経験してみた」というのはこの記事に限らずこのブログ全体で僕が大切にしているテーマなので、そう言っていただけると本当に嬉しいです。
2020年版の期待がなんかフリみたいになってきてるけどそれは…(震え声)
みるみさま
新年明けましておめでとうございます。
Excelアドインのスタンダードを目指して日々改善を続けております「SuperXLe Basic」です。
まだご存じのない方には是非一度試して頂いて率直なご意見を頂ければと存じます。
100超の汎用的な機能を備えたExcelアドインです。
https://superxle.amebaownd.com/
・100超の全機能が1つのリボンタブにコンパクトにまとめられており、これらは全て無償で利用可能です
・使用頻度の高い機能の実行が1クリックで、メニュー階層をもつ場合も極力浅くしています
・Excelオリジナルで探しにくい有効な機能も見やすいところに配置しています
・ウィンドウ操作等で便利に使えるショートカットが用意されています
・Excelのウィンドウが狭い場面でリボンタブ内のグループを一部非表にして使いたい機能を優先的に
表示できます
・随所でユーザカスタマイズできて、設定ファイルを他のPCに移植可能です
・殆どの機能で前回の実行設定を次回のデフォルトとして記録します
・便利なサードパーティ製のフリーソフトを多数同梱(現在8本)しています
・月初のExcel起動時に新バージョンを自動で確認します
・ほぼ全機能の操作方法説明YouTube動画が閲覧可能です(現在56本)
・各機能を手軽に確認するための豊富なテストデータを同梱しています
機能が100以上あるので最近よく「SuperXLeの一番のおすすめ機能は何ですか? 簡単に紹介して下さい。」とリクエスト頂くことが多いです。
どれもこれも自信作だし長年の愛着があって返答に困るのですが、強いてあげるとすると
20年前に最初に作った下記の機能でしょうか。相当年季が入っていますよ(笑)
・Vlookup関数挿入ウイザード(1/8リリース予定のバージョンで検索値が右側のケースをサポート)
・印刷書式設定(5パターン登録可能です)
・目次挿入
・全シートHOMEポジションに
それからお使い頂ければどなたも納得する下記です。
・複数シートの比較(単体マクロ版もリリース)
・番号入りオートシェイプ(単体マクロ版もリリース)
・オートフィルタ全表示/復元(リストを多用する方はきっと手放せなくなりますよ♪)
機能が多くなってリボンメニューから実行したい機能を探すのもそろそろ大変になってきましたが
是非一度お試し下さい。
長くなってしまいました(笑)
本年もどうぞよろしくお願い致します。
いつもありがとうございます。
実は先日インストールして使い始めたところ、Excelが正常に起動しなくなってしまって少し使用のモチベーションが下がってしまっていました(こんなところで書いてしまい申し訳ありません。原因は十中八九こちら側の環境のせいだと思っています。そういった報告はありませんよね…?)。
というわけで、また気が向いたときにやろうと思っておりました。笑
実際のところ欲しかったマクロが本当にあるので気にはなっています。お気を長くしてお待ちいただけると…m(__)m
本年もよろしくお願い申し上げます。
みるみさま
返信ありがとうございます。
ExcelのバージョンやPC環境にもよると思いますが、確かにExcel自体がサードパーティ製のアドインに対して脆弱性があってアドインのインストールによって?おかしくなることはあるようです。
アドインの単純な登録と削除も不安定だったりします。
但し再現性はイマイチつかめない場合が多いので原因はいつも不明です。
僕も激しくアドインを出し入れしてた頃にExcelがおかしくなったことが何回かありました。
しかしここ最近はそうした現象に出会うことがなくなっています。
(検査のためにWindows7/10、Office2010/2013/2016/2019を使用しています。)
Windowsアップデート等でOfficeも安定してきてるのかなとか想像しています。
何れにしましても再度のtryを気を長くしてお待ちしております。
よろしくお願い致します。
こんにちは。
初コメさせていただきます。
まずAvastですが、現在Chrome、Firefoxなど主要プラウザのストアで拡張機能が「必要以上の個人データを収集する」という理由で削除されました。
また、他のソフトが勝手にインストールされる、削除出来ないなどのトラブルが多発しているようです。
検証お願い出来たらと思います。
フリーソフト、個人的おすすめは
「リサイズ超簡単pro」(個人利用だと無料)
画像のリサイズに特化したソフトで、多機能かつシンプルで簡単操作、そして画像劣化が少ない。縮小などにはかなりおすすめのソフトです。
「Unchecky」
知らないうちにされてしまう余計なダウンロードを防ぐソフト。
一回起動するだけで、あとは何もしなくて良く、しかも挙動もわかりません(ぇ
「Go Shutdown」
何分後(何時間後)にパソコンをシャットダウンしてくれるよー、ソフト。
長くて夜眠いのに終わらないし・・・って時など、地味におすすめ。
コピーソフトなどは、たまにGiveawayなどで有料を無料で提供してくれるものを使ってます。
あと、基本的にレジストリいじるのが嫌いなので、あったらポータブル版使ってます。
こちらにもコメントしてくださったのですね、ありがとうございます。
なるほど、Avastが削除。それは拡張機能の話でしょうか?
僕がここで話しているのは全て単体のウイルスソフトの話ですが、今までおっしゃっているような事象(他のソフトが勝手にインストールされる、削除出来ないなどのトラブル)に見舞われたことはありません。
勝手な推測を書くのはやや憚られますが、往々にしてそういう話はユーザー側が知らぬうちに何かをしでかしていたりよく理解できていなかったりというパターンが多いと思っています。今のところ僕の環境では問題ありません。
(ブラウザから消された話に関しては、僕は「個人情報の収集?好きなだけくれてやるよ」のスタンスなので1ミリも気にしてません)
2020/1/9追記:どうやらFirefoxはAvastとAVGを復活させたようです。ギガジンさんの記事に本日付けで追記されてます。
「リサイズ超簡単pro」
画像のリサイズは実は技術的にもすごく奥が深いんですよね。個人的にも興味がある分野なので、これは気になります。ちょっと試して実験してみます!
「Unchecky」
それだけ読むとこのソフトが怪しく見えますが…。笑
「Go Shutdown」
なるほど、電源制御ですね。あまり専用のソフトを探そうと思ったことはなかったです(マウスレコーダーとか使ってた)。
レジストリはお気持ち分かります。僕もなるべくスタンドアロンで使っている気がします。
色々ありがとうございました~!
返信ありがとうございます。
Avastに関しては拡張機能の削除とともにソフトの不具合が指摘されていたので書かせていただきました。
PCに関する情報は「ニッチなPCゲーマーの環境構築Z」さんや「ソフトアンテナ 統合」さん、「動画エンコとフリーソフト ぼくんち別館」(最近の更新が少ないけれど、貴重な過去記事多数)さんなどなどのサイトの情報もなかなかに素敵だと思ってます。
お節介が過ぎますが、参考まで。
なるほど、そうなのですね。それは心に留めておくとします。なにか気付いたことがあったら随時こちらにも追記させていただきますね!
情報のご提供もありがとうございます(特にぼくんちTVさんは僕もめちゃお世話になってます)。
これからもよろしくです~
スクショ撮るだけなら SnapCrab が簡単便利で多用しています。Windowsのスクショ機能は不便なので、SnapCrab 導入は個人的に必須。
Screenpresso は書込みしない人には不要な気がする。サポートに不安がでそうな外国製で無料でも使うのは抵抗ある。
コメントありがとうございます。
SnapCrab、初めて見ました!しかもこれ、開発元はSleipnirで有名なフェンリルなんですね。サイトも綺麗で印象がいいのでちょっと使ってみます。ありがとうございます。
Screenpressoはたしかに、単なるキャプチャソフトとしては不要ですね。多くの人には要らないソフトかも…。
サポートは知りませんが、更新はかなりの頻度でちゃんとしてますよ。無料ならこちらに損はありませんし!
いろいろなソフトがあるんですね
じっくり読ませていただいて、自分に合いそうなものを使ってみたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございます~
他の記事もぜひどうぞです!
CoolBlockInputでパスワードを忘れた場合、セーフモード起動でなんとかなりませんか?
コメントありがとうございます。
セーフモードの起動自体が操作できないゆえ無理だと思いますし、それができるなら再起動すればいいのでは?笑
と思うのですがどうでしょう。
Uncheckyをあげてらっしゃる方を見て親近感湧きました笑
同じ系統だとAdwCleanerとかどうでしょう。Sandboxieとか。
やっぱりWinRARは人気ですね。OSS派の私は「7zipで十分だし、それで足りないならPeazipでいいでしょう」と思ってしまうのですが、ブログ主さんにとって他のソフトと違うおすすめポイントはどんなところですか?
DAEMON Tools…lite版は最近ではインストール時のアドウェア拒否のオプションが無効になったらしい…恐ろしい…
では誰も使わないだろうけどそこそこすごいソフトを…Chocolateyです。「choco upgrade all」の威力はすさまじいです。ブログ主さんのようにフリーソフトをあれこれお使いになる方にはかなり便利だと思います。
コメントありがとうございます。
AdwCleanerは初めて聞きました。サンドボックス系は一時期危なっかしいことをやっていたときに何回か使ったことがあります。笑
WinRARは、正直惰性で使っているところはあると思います。一番最初に使い始めたものに愛着が湧いてしまうのは人間あるあるですが、たぶんそんな感じです。笑
実際rar書庫を見かけたことはもうここしばらくずっとない気もしますね…。
ちなみに.rarってその辺の解凍ソフトで普通対応されているものなのですか???
DAEMON Tools、そうなのですね。僕はだいぶ「セキュリティどうでもいいと思っている派」なので全然気にしないですが、まあフリーソフト界隈はどんどんそうなっていくでしょうね…。
Chocolateyはパッケージ管理ツールとして見たことありましたが、こうやって一般にフリーソフト用途で使われているとは知りませんでした。
なるほどたしかに、次にマシンを買い替えて「さあソフト入れるぞ!」ってときには気持ち良く使ってみたいかも…。覚えておきます!
最初に使い始めたものに愛着が湧いてしまう…よくわかります笑 私もBraveやVivaldiが流行るなかずっと思い入れのあるFirefox使ってます。
rarはたしかにあんまり見かけませんね…この前友人がRARアーカイブの展開方法を聞いてきたので使われてはいるんでしょうけどね。7-zipはrarの作成はサポートしていませんが解凍はばっちりサポートしてます(何の因果か7-zipのホームページにはWinRARとの性能比較が載ってます)。他のアーカイブソフトのコードを取り込んで万能アーカイバになったPeazipももちろん解凍はサポートしています(恐らくライセンスの問題で作成の実装は難しい)。
Chocolateyは公式のGUIツールをインストールするともうスマホのアプリストアの感覚で使えてしまいます。インストール済みソフトの一括更新機能はかなり強力。加えて、マシンを買い換えるときはソフトの一覧ファイルを出力して、新しいマシンでファイルをインポートすればまとめて再びインストール可能に…
うわー、僕もずっとFirefox使ってたんですよ!笑
でもQuantumアップデートでアドオンが全焼したのを機に見切りをつけたんですよね…。
なるほど、rarの作成はどうやらWinRARがライセンサー?なのですね。勉強になりました。
Chocolatey、まさかとは思ったけどGUIあるのか…。笑
ファイル一覧のインポートとエクスポートを聞いたらだいぶ欲しくなりました。いつになるか分かりませんがいつか使ってみます!!
意外と見かけないソフトがありました。
使ってみますね!Screenpresso私も一時期使用してました。
ほんの1つツール紹介しますね
私は、■ ShareX - Screen capture, file sharing and productivity tool
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https://getsharex.com/
を使わせてもらってます。スクリーンショット、録画、Gif保存先をクラウドへなど様々なことが可能です、ありすぎて困るくらいあります。(しかも無料で)日本語化もGoogleに検索すれば出てきますので使ってみてください。お困りが解決すれば嬉しいです。
ブログいつも楽しみにみてます。頑張ってくださいね。
コメントありがとうございます。
ほうほう、ShareX。とりあえずスクリーンショットだけ見てみましたが設定量が凄まじいですね笑
ちょっと使ってみます。情報提供感謝です!
>ブログいつも楽しみにみてます。頑張ってくださいね。
ありがとうございます!!一番励みになります!!
そういえば、アンインストール支援ソフトウェアはご紹介なさらないのですか?色々とフリーソフトをお試しのようですし、お使いになっているかと思ったのですが。
Revo UninstallerやGeekUninstaller、IObit Uninstallerが有名でしょうか。オープンソースのものだとBulk Crap Uninstaller(なんとChocolateyのパッケージアンインストールにも対応)がありますね。
私はポータブルソフトでUIがシンプルな点が気に入ったGeekUninstallerを使っています。検出数は低いものの、裏を返せば誤爆しにくいということですのでそこも気に入っています。
連日のコメント投稿失礼しました。
今日もありがとうございます!
いちおうポリシーがあって、「本質的にいつも必要なもの以外は入れない」という考えがあります。
僕としては「他のフリーソフトの検討のため」というのはそれには当てはまらず、特に検討していませんでした。特に困ったことがないというのも理由かも。
今後もし使うことがあれば、おすすめされていますGeekUninstallerを試してみることとします!
いえいえ、いつでも楽しんでいってください~
vivaldi紹介されていて嬉しい衝撃でした。なかなか周りには理解されないのですが私はもうvivaldi無しではブラウザーライフが送れません。
それ以外にもすでに使ってる!というものや、ほうほうこんなフリーソフトが、使ってみたい!から色々知ることができて嬉しいです。
さて私のおすすめフリーソフトを1つご紹介させてください。
文章を多く書く仕事をしているのですが、beeftextの便利さがやばいです(語彙力・・)
もしよろしければ試してみてください。
Vivaldiもいわゆる「フリーソフト」とはちょっと違う感じですが、実際にこの記事から使ってくれている方がすごく多いようで僕も嬉しい限りです。
>文章を多く書く仕事をしているのですが、beeftextの便利さがやばいです(語彙力・・)
なるほどなるほど…!
いや実は僕もブログを書くときはVSCodeというテキストエディタを使っているんですが、その中ではまさにこのbeeftextのような機能を使ってます。特にタグの中にカーソル位置を持ってこれるの、いいですよね。他にも単語登録系はIMEを使って一通り揃えてます。このソフトも触ってみます!
どうでもいいですが「beef」って「ハンバーガーで挟まれるもの=タグで挟まれる」みたいな感じでしょうか。違うかな。
差分更新ファイル(パッチファイル)作成ソフトでWindows10に公式で対応している(でなければせめてx64対応)ものを探しているのですが、ご存じないでしょうか。ゲーム等の修正パッチを作成できるようなやつです。私の調べた範囲では大昔にサポートが止まったようなものしか見つかりませんでした。
フリーソフトに明るいみるみさんなら何かご存じかと思い質問いたしました。お忙しい日々を送っていらっしゃる中、失礼しました。
何をおやりになりたいのか僕にはイマイチ想像がつかないため的外れな回答かもしれませんが、vscodeの拡張機能にGitのdiff(差分)イメージでパッチをつくれるものがあります。
https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=paragdiwan.gitpatch
フリーソフトはさすがに知らないですね~~笑